...此の世にありもしない様な...
芥川龍之介 「拊掌談」
...ありもしないことを!」けれども...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「イーダちゃんのお花」
...お付きのめしつかいはありもしない服のすそを持たなければなりませんでした...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 大久保ゆう訳 「はだかの王さま」
...ありもしないすそを持ちつづけて王さまのあとを歩いていきましたとさ...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 大久保ゆう訳 「はだかの王さま」
...ありもしないそんな変なものを見たように...
海野十三 「火星兵団」
...この世にありもしない幽霊の幻影を見て...
海野十三 「四次元漂流」
...ありもしない宝の為に...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...ありもしないものが...
江戸川乱歩 「鉄人Q」
...おそらくはありもしない感情を呼び起こすかもしれないだろう...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...用もありもしない下(しも)の町(ちょう)へ出て...
中里介山 「大菩薩峠」
...ありもしない惡名をつけて追ひ出されました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そんな地所からしてありもしない癖に!』とでも書いてあるような気がした...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...ありもしない愛嬌を云つてるだらう...
平出修 「二黒の巳」
...裁判所がありもしない証拠を捏造(ねつぞう)するようなことは...
平林初之輔 「予審調書」
...ありもしない名前をでっちあげることもできないのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ありもしない熱や苦しみを自ら作って苦しんでいるほかの多くの人たちよりは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ありもしない事件の真相を無理やりに探させつつ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...さしてありもしない私財を長い間つぎこんで...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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