...食べ物があんまりたくさんありすぎるためか...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「雪の女王」
...ありすぎるほどある...
種田山頭火 「行乞記」
...雪となつたが生れたさうな(第六感で)雪や山茶花や娘がうまれた雪ふるあしたの女としてうまれてきた私には女の子を持った体験はないけれど(白船君にはありすぎる!)...
種田山頭火 「三八九雑記」
...犬がかくれているか?――思慮が無さすぎる」「人間思慮のありすぎる奴も...
直木三十五 「南国太平記」
...木にしては重味がありすぎる……大方...
中里介山 「大菩薩峠」
...冷たいと云ふにしては奥底に「心」がありすぎる...
長與善郎 「青銅の基督」
...証拠がありすぎる」「旦那」「役目の表から言えば...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私はあまりに臆病者でありすぎるかも知れない...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...我々のあまりに情熱的な――あまりに人間的温熱感のありすぎる――詩人の血が...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...このまゝでは果報でありすぎると思つた...
林芙美子 「浮雲」
...すこし巾(はば)がありすぎる...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...ありすぎるんでねえ」調達局は...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...「それは思いやりのありすぎる迷惑な話だね...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...夫婦きりで閑暇(ひま)のありすぎる退屈さが...
室生犀星 「童子」
...乗っていた駕籠との縁がありすぎる...
吉川英治 「大岡越前」
...奔放でありすぎる...
吉川英治 「折々の記」
...閑(かん)日月がありすぎる)とも思うのだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...余りにたやすい事でありすぎる...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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