...物を書くのにも綴(つづ)りがまちがいだらけというありさまであったが...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...追剥(おいはぎ)さえ出かねないありさまだ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...そういう運動の起らねばならなかったようなありさま...
津田左右吉 「日本歴史の特性」
...彼はなぜ私以上に信用もあり実力もある人のところへ行かないのでしょうか」このありさまを見た時に...
ディッケンズ Charles Dickens 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...いわゆる積水窮むべからずと詩人が詠じたるごとく大洋を航するは天に上るよりも難きのありさまなりしも...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...ひどいありさまだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ほとんど待ち伏せをしてるようなありさまだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...お千代がさしてこれを厭(いと)う様子もなく歓遇(かんぐう)しているありさまとを思浮(おもいうか)べ...
永井荷風 「ひかげの花」
...学問の最高府たる大学も昔の寺子屋同然のありさまになって...
夏目漱石 「三四郎」
...あの夜のありさまを...
新美南吉 「丘の銅像」
...別に根掘り葉掘りのありさまではなかつたけれど...
林芙美子 「濡れた葦」
...その有様(ありさま)は臭い物に蠅(はえ)のたかるようだ...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...恰で空明透徹(くうめいとうてつ)な大氣の中へ淡(あは)い水蒸氣(すいじようき)が流れ出したやうな有様(ありさま)であツた...
三島霜川 「平民の娘」
...幕府はあれどもなきがごとしというありさまなのですから...
三田村鳶魚 「話に聞いた近藤勇」
...駆けまわっているありさまなんですからねえ...
三好十郎 「猿の図」
...それでその夜の活気立った荷揚げのありさまは...
山本周五郎 「新潮記」
...世のありさまを思いあわせますと...
山本周五郎 「日本婦道記」
...ともかくお豊(とよ)が嫁に来たときにはすでに勘三郎のやまさがしは誰知らぬ者なきありさまになっていた...
山本周五郎 「藪落し」
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