...どうしてそのありかを見つけだすつもりなのでしょう...
江戸川乱歩 「大金塊」
...すべての人のものでありかつ何人(なんぴと)にも属さない墓地...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...黒部峡谷のありかなのだ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...首尾よく御墨付の在処(ありか)が判れば...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...自分と三平の在処(ありか)を教えようとしたのを聞いて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「瓶のありかを伊三郎はどうして知つたのだ」平次は口を容(い)れました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...助手たちは一つのありかを知っていて...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...臓品のありかを捜(さが)したいから証拠人になつて来て貰ひたいと云はれて...
平出修 「夜烏」
...その手紙のありかを一々掌をさすようにおぼえていたことに...
平林初之輔 「オパール色の手紙」
...言い訳は原稿のありかをしらないだとか...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...無人島で宝のありかをでも聞いている気持だった...
前田河広一郎 「ニュー・ヨーク 『青春の自画像』より」
...広大な肥沃な領土を有ちその耕作が農業や工業や外国貿易の発達によって刺戟を受けている国の資源は各種各様でありかつ豊富であっていつその限界に到達するかは全く云い得ないものであることが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...ひばりは降りるときはわざと巣からはなれて降りるから飛びあがるとこを見なければ巣のありかはわからない...
宮沢賢治 「或る農学生の日誌」
...封建的社会での女のありかたをしみじみと思わせる...
宮本百合子 「偽りのない文化を」
...そのありかを追求している...
三好十郎 「肌の匂い」
...だけどかりに貴島のありかを知つていたとしても...
三好十郎 「肌の匂い」
...「十二万円の金の在所(ありか)と...
夢野久作 「オンチ」
...武器のありかも分らず奪い合い...
吉川英治 「三国志」
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