例文・使い方一覧でみる「あらぬ方」の意味


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...始終あらぬ方にのみ動揺していた自分の心がさせた仕業(しわざ)ではなかったか...   始終あらぬ方にのみ動揺していた自分の心がさせた仕業ではなかったかの読み方
有島武郎 「星座」

...キョトンとしてうつろにあらぬ方を眺めているばかり...   キョトンとしてうつろにあらぬ方を眺めているばかりの読み方
橘外男 「仁王門」

...技術はあらぬ方に持って行かれる外はなくなるので...   技術はあらぬ方に持って行かれる外はなくなるのでの読み方
戸坂潤 「技術の哲学」

...あらぬ方へ持って行かれて裏切られたという感じが...   あらぬ方へ持って行かれて裏切られたという感じがの読み方
戸坂潤 「現代唯物論講話」

...刀は何を好んで使っている」あらぬ方へ話頭を持ち出したが...   刀は何を好んで使っている」あらぬ方へ話頭を持ち出したがの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...あらぬ方(かた)へ波をうった電球が...   あらぬ方へ波をうった電球がの読み方
夏目漱石 「明暗」

...あらぬ方をにらんだりした...   あらぬ方をにらんだりしたの読み方
新美南吉 「登つていつた少年」

...あらぬ方を見詰めて搜り手に敷居のあたりに腰をすゝめるのです...   あらぬ方を見詰めて搜り手に敷居のあたりに腰をすゝめるのですの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...あらぬ方角へ強力にねじまげる運命の巨大な力については...   あらぬ方角へ強力にねじまげる運命の巨大な力についてはの読み方
火野葦平 「花と龍」

...あらぬ方をにらみつゝ...   あらぬ方をにらみつゝの読み方
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」

...あわてて視線をあらぬ方に向けるのだったが...   あわてて視線をあらぬ方に向けるのだったがの読み方
北條民雄 「道化芝居」

...いつまでもあらぬ方へ眼を据えてゐたことがある...   いつまでもあらぬ方へ眼を据えてゐたことがあるの読み方
牧野信一 「円卓子での話」

...益々あらぬ方(かた)に反れて行(ゆ)くやうであつた...   益々あらぬ方に反れて行くやうであつたの読み方
水野仙子 「散歩」

...バイタだ!村子 ……(あらぬ方角を見てブツブツしゃべりつづけている佐山を見ているうちに...   バイタだ!村子 ……(あらぬ方角を見てブツブツしゃべりつづけている佐山を見ているうちにの読み方
三好十郎 「胎内」

...あらぬ方向へ走り去ったりするのだ...   あらぬ方向へ走り去ったりするのだの読み方
山本周五郎 「季節のない街」

...あらぬ方向へ一跳足(ちょうそく)しかけたのは...   あらぬ方向へ一跳足しかけたのはの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...あらぬ方を見て光った...   あらぬ方を見て光ったの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...ツーッとあらぬ方角へそれてしまう...   ツーッとあらぬ方角へそれてしまうの読み方
吉川英治 「神州天馬侠」

「あらぬ方」の書き方・書き順

いろんなフォントで「あらぬ方」


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