...われわれは潮のように道路にも公園にもみなぎりあふれるではないか...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「青年に訴う」
...あふれる情熱にわななきつつ十枚二十枚を夢のうちに書き飛ばしたかも知れぬ...
太宰治 「猿面冠者」
...飯ばかりの飯をかむ・おばあさんが自慢する水があふれる・いつかここでべんたうたべた萱の穂よ・笠きて簑きて早乙女に唄なく・笠をぬぎしつとりと濡れ・ふるもぬれるも旅から旅で・禿山しみじみ雨がふるよ・合羽きるほどはふらない旅の雨ふる・青葉に雨ふりまあるい顔六月廿一日暮れきるまへに帰庵した...
種田山頭火 「行乞記」
...青葉の奥の鐘が鳴る・蝉しぐれこゝもかしこも水が米つくながれをさかのぼりきて南無観世音菩薩・山からあふれる水の底にはところてん御馳走すつかりこしらへて待つ蜩・寝ころぶや雑草は涼しい風・道筋はおまつりの水うつてあるかなかなうらは蜩の...
種田山頭火 「行乞記」
...・お留守しんかんとあふれる水を貰ふ・待つて待つて葉がちる葉がちる・あるくほかない草からぴよんと赤蛙□・つぎ/\にひらいてはちる壺の茶の花・秋の夜のどこかで三味線弾いてゐる・葉がちるばかりの...
種田山頭火 「其中日記」
...あるだけのお酒をいたゞく・草萌ゆる道が分れる角で別れる・逢へば別れるよしきりのおしやべり・さえづりかはして知らない鳥が知らない木に・水はあふれるままにあふれてうららか○自戒一則――貪る勿れ...
種田山頭火 「旅日記」
...あふれる涙が身心を洗ひ浄めた...
種田山頭火 「旅日記」
...圧倒的に盛りあふれる今日の現実問題を...
戸坂潤 「科学論」
...あふれるばかりの快活さを有し...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...あふれるほどの活力と心身の頑健(がんけん)さとを...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...書物をとりて棚におけあふれる情調の出水にうかばう...
萩原朔太郎 「蝶を夢む」
...酢っぱい汁が舌にあふれる...
林芙美子 「新版 放浪記」
...長い間ほつて置かれた赤ん坊のやうに泪があふれると...
林芙美子 「瑪瑙盤」
...シャンデリアの光のあふれる奥の大広間からラヴェルの〈ダフニスとクロエ〉の夢のような美しいメロディが流れてきた...
久生十蘭 「だいこん」
...微笑のあふれる顔を真直にお久美さんを見ながら半ば馳ける様に出迎に行った...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...派手(はで)な愛嬌(あいきょう)のある顔を性格からあふれる誇りに輝かせて笑うほうの女は...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...精力あふれるばかりであることから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...石垣の八分めまでたぷたぷとあふれるような水からは...
山本周五郎 「柳橋物語」
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