例文・使い方一覧でみる「あとつぎ」の意味
スポンサーリンク...随って椿岳の後継（あとつぎ）は二軒に支（わか）れ... 
内田魯庵 「淡島椿岳」
...あとつぎが出来たというわけですわ」「金も出来たし」と客のひとりが...
太宰治 「ヴィヨンの妻」
...後嗣（あとつぎ）を失う大事であると共に...
直木三十五 「南国太平記」
...それは例の徳川八代将軍の継嗣問題（あとつぎもんだい）で...
中里介山 「大菩薩峠」
...お雪ちゃんをおばさんの後嗣（あとつぎ）にですか」「そうだとも...
中里介山 「大菩薩峠」
...後嗣（あとつぎ）に直そうとは思っていない...
中島敦 「牛人」
...将軍のあとつぎをあらそったと思われ...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...――兄光瑞師――新門（しんもん）様――法主の後嗣（あとつぎ）者が革命児で...
長谷川時雨 「九条武子」
...某子爵の後嗣（あとつぎ）の所に嫁いでいるし...
浜尾四郎 「死者の権利」
...後継者（あとつぎ）も残さずこの世を去るようなことがあっては大変だと思ったので...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай Васильевич Гоголь） 平井肇訳 「死せる魂」
...「親爺のあとつぎぢやのう！」と...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...あとつぎの子がありませんでしたから...
ペロー Perrault 楠山正雄訳 「青ひげ」
...そうなるとあとつぎの子どもがないので...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...おとうさんおかあさんのあとつぎをすることもできません...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...武門の後継（あとつぎ）とはなりかねる病弱な子だ...
吉川英治 「剣の四君子」
...行く末の案じられる跡継（あとつぎ）よ...
吉川英治 「新書太閤記」
...偉（えろ）うならしゃれたのう」「いい跡継（あとつぎ）じゃ...
吉川英治 「松のや露八」
...本位田家の後継息子（あとつぎむすこ）でもあった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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