...あでやかさ! 水もしたたらんばかりの美少年というのは...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...異様な懐(なつか)しさとあでやかさを以て脳裡(のうり)に浮かんだ...
谷崎潤一郎 「細雪」
......
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...人形ながら何処か小春に比べると淋(さび)しみが勝ってあでやかさに乏しいのも...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...あでやかさを加えたような気がした...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「犬を連れた奥さん」
...隠処(かくれが)のやうにおんみのあでやかさを包み隠すでござりませう...
ボードレール 富永太郎訳 「或るまどんなに」
...漸く噂を止めて居た奴等は又姉と歩いた彼の姿を見てそれから以前と異るあでやかさを見て想像して居た二人の關係に誤りはなかつたといつて俄かに騷ぎ出した...
長塚節 「開業醫」
...御よそおいのととのうたあでやかさは...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...その服裝のあでやかさといつたら! お召物はまるで白鳥のやうに眞白なやつで――ふう...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...銀色の靴を履いて薄月夜に照らされてゐたあの晩の彼女のあでやかさを小生は生涯忘れることは出来ぬでありませう...
牧野信一 「女優」
...「これは、何ぞ御用でございますか?」露月は相手の顔を、半ば揚げた編笠の間から眺めて、我れにもなくゾッとしたのであります!紫元結(もとゆい)で結い上げた、艶々(つやつや)しい若衆髷(まげ)の、たわわな鬢(びん)の黒髪は、こころもち風で乱れて、夢見るような瞳は夜(よ)の華か! 丹花の唇はほのかに綻(ほころ)び、ふっくら丸い顎(あご)の下に、小娘のように咽喉(のど)元が、襟(えり)と浅黄(あさぎ)と美くしくなずんで、柔(やさ)しく前にかさねた手の、その爪(つま)はずれのものなつかしさ!年の頃は、まだ咲きも盛らぬ十六七!それは、亡き文吾が持っていた、あの美しさ、あのあでやかさ、あの物やさしさの比ではありませんでした...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...若々しさあでやかさ――まるでほんものの呉羽之介どのそっくりじゃ」「わしには一生に又と...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...ヒスイの入歯をチラチラのぞくその桃白の下衣にその豊富なあでやかさを包む花麗春嬢...
三岸好太郎 「上海の絵本」
...若い娘の命をとる事もまっしろな張のある体をめちゃめちゃにする事でも平気なかおでやってのける力をもった刀でさえ錦の袋に入った大店の御娘子と云うなよやかな袋に包まれて末喜の様な心もその厚い地布のかげにはひそんで何十年の昔から死に変り生きかわりした美くしい男女の夢から生れた様なあでやかさばかりを輝かせて育った娘の名はお龍と云う...
宮本百合子 「お女郎蜘蛛」
...あでやかさ、高雅さが装飾的で、初期の漱石の匂いと臭気が芬々(ふんぷん)である...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その絵付のあでやかさに至っては一旦それを眼にすると...
室生犀星 「陶古の女人」
...あでやかさを賞玩しようとする...
柳田国男 「雪国の春」
...深刻なあでやかさとをあらわしておりますために...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
- 野球選手の則本昂大さん: 楽天から巨人へ移籍し、初めてジャイアンツ球場で練習に臨んだ ⚾️
- 卓球選手の張本智和さん: 4年連続で全日本選手権の準決勝進出を決めた🏓
- スピードスケート選手の高木美帆さん: 1500mで2位、五輪金へ弾み ⛸️
