...幸(さいわ)いこちらの世界(せかい)へ参(まい)ってから、その点(てん)の気苦労(きぐろう)がすっかりなくなったのは嬉(うれ)しうございますが、しかしこちらの旅(たび)はあまり、あっけなくて、現世(げんせ)でしたように、ゆるゆると道中(どうちゅう)の景色(けしき)を味(あじ)わうような面白味(おもしろみ)はさっぱりありませぬ……...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...夜の人種にとってはまことにあっけなく...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...実にあっけなく解くことが出来た...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...やはりあっけなく取りあげられた...
高見順 「いやな感じ」
...あっけなく殿様が勝って...
太宰治 「水仙」
...あっけなく片附けられてしまったものです...
豊島与志雄 「肉体」
...あっけなく錨のほうがひき寄せられてくる...
久生十蘭 「海難記」
...船は動かずに錨のほうがあっけなくひき寄せられてきた...
久生十蘭 「ノア」
...釣れるときにはこんなにあっけなくかかるのに...
火野葦平 「ゲテ魚好き」
...それで朝飯(あさめし)もあっけなくすんでしまった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...あっけなくほろび去ってしまう――この特異ないきさつのなかに...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...このままあっけなく別れると言うのも何だから...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...あんまりアッサリとあっけなくて...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...右大臣の別荘のほうの客たちはおもしろい旅の夜の酔いごこちに夜のあっけなく明けるのを歎いていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...夜はあっけなく明けた気がして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...七月の子を身にもったまま嘘のようにあっけなく世を去ってしまった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...それは大坂の騒擾(そうじょう)があっけなく揉潰(もみつぶ)されたあとのことで...
山本周五郎 「花も刀も」
...あっけなく、天下の騒乱といい囃(はや)すには、余りにも、あっけなく、相馬の小次郎将門は、ここに終った...
吉川英治 「平の将門」
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