...手をあたためるマフまでも...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「雪の女王」
...手を翳(かざ)してあたためる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...人々はここで手足をあたためる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...ここではうす暗い翳(かげ)がかすめず何物も心を浮き立たせたり沈ませたりせず火があって手足をあたためるだけ――それ以上にのぞみを馳(は)せることもない...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...あたためるには及びませんよ...
太宰治 「お伽草紙」
...久し振りで東京のさまざまの知人たちと旧交をあたためる事を得たわけであるが...
太宰治 「女神」
...それはお遊さんが足が冷えてねむられないのにおしずはとくべつに体がぬくうござりましたのでお遊さんのあしをあたためるのはお静の役ときまっていたのでござりましたがお嫁に行ってしまわれてからは静さんの代りに女中にやらせているけれどもどうも静さんのようにはいかない...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
......
種田山頭火 「其中日記」
...いかな暖気も彼をあたためることは出来ず...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...酷寒の候のみあたためる広間にではないが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...なにも自分の懐ろをあたためる金でないことはわかりきっているが...
中里介山 「大菩薩峠」
...しばらくこの世界に徊(ていかい)して旧歓をあたためる...
夏目漱石 「三四郎」
...恥しらずめ! 俺は鶏を先きにあたためるやうにいひつけたぢやないか...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...身をあたためる『巣』のようなものである...
本庄陸男 「石狩川」
...手をあたためることもできました...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...もっときみの心をあたためるものをあげるよ...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...しいて旧情をあたためることに同意をさせても...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...酒はわたしをあたためる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
便利!手書き漢字入力検索