例文・使い方一覧でみる「あそび」の意味

...扇をもてあそびながら... 扇をもてあそびながらの読み方
芥川龍之介「偸盗」

...「あそび」の精神に富んでゐた昔をなつかしがつてゐはしないかと思つてゐる...
芥川龍之介「澄江堂雑記」

...中庭であそびました... 中庭であそびましたの読み方
ハンス・クリスチャン・アンデルセン　Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳「モミの木」

...あそびかたも、これまでとは、すっかりかわってきました... あそびかたも、これまでとは、すっかりかわってきましたの読み方
ハンス・クリスチャン・アンデルセン　Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳「雪の女王」

...余（よ）先年其古跡を尋（たづね）んとて下（しも）越後にあそびし時... 余先年其古跡を尋んとて下越後にあそびし時の読み方
京山人百樹刪定「北越雪譜」

...ねえ」と細君は妙な笑ひやうをして三藏の顏をちらと見て「まだ遊蕩（あそび）に行つた事なんか一度も無いでせう...
高濱虚子「俳諧師」

...章一のすぐ後（うしろ）を歩いていた一人の遊人（あそびにん）は... 章一のすぐ後を歩いていた一人の遊人はの読み方
田中貢太郎「一握の髪の毛」

...・山ふところの啼かない鳥の二羽で・このみちどこへゆくふかう落葉しておぢいさんも山ゆきすがたのぬく／＼として日のあたる家からみんな山ゆきすがたで・茨の実はぬくい日ざしのほうけすゝき・なんとなく春めいて目高のあそびも・藪柑子... ・山ふところの啼かない鳥の二羽で・このみちどこへゆくふかう落葉しておぢいさんも山ゆきすがたのぬく／＼として日のあたる家からみんな山ゆきすがたで・茨の実はぬくい日ざしのほうけすゝき・なんとなく春めいて目高のあそびも・藪柑子の読み方
種田山頭火「其中日記」

...室の隅で玩具を持つて獨あそびをしながら... 室の隅で玩具を持つて獨あそびをしながらの読み方
田山花袋「道綱の母」

...崔範は茶碗を無心にもてあそびながら... 崔範は茶碗を無心にもてあそびながらの読み方
豊島与志雄「碑文」

...みんな　そろつてあそびます... みんな　そろつてあそびますの読み方
野口雨情「未刊童謡」

...誰か外へつれだしてお呉れ娘つ子があそび戯れ若い衆がうろつきまはる賑かな賑かなところへと！――古伝説より――一小露西亜の夏の日の夢心地と...
ニコライ・ゴーゴリ　Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳「ディカーニカ近郷夜話　前篇」

...まりあそびに興じている... まりあそびに興じているの読み方
トオマス・マン　Thomas Mann 実吉捷郎訳「ヴェニスに死す」

...「あたしたち、巡礼あそびを、冬から夏までつづけて来たの... 「あたしたち、巡礼あそびを、冬から夏までつづけて来たのの読み方
ルイザ・メイ・オルコット　L. M. Alcott 水谷まさる訳「若草物語」

...いつも男あそびが絶えなかった... いつも男あそびが絶えなかったの読み方
山本周五郎「五瓣の椿」

...ほかの者のように女あそびも知りません... ほかの者のように女あそびも知りませんの読み方
山本周五郎「花も刀も」

...あの醜男（ぶおとこ）の化物刑部のもてあそびになって重ねながら... あの醜男の化物刑部のもてあそびになって重ねながらの読み方
吉川英治「大岡越前」

...それは夜ッぴての遊蕩客（あそびきゃく）のためにある夜通し屋の一荷（か）で... それは夜ッぴての遊蕩客のためにある夜通し屋の一荷での読み方
吉川英治「新・水滸伝」

「あそび」の書き方・書き順

いろんなフォントで「あそび」