...我々映画芸術の創造にあずかるものが...
伊丹万作 「著作権の問題」
...ラレイが再び君寵にあずかるように...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...今日も亦(また)饗応(きょうおう)にあずかることは重ね重ねで心苦しいけれども...
谷崎潤一郎 「細雪」
...彼らが武芸の目録を得るあたわずして家名断絶するはなお今日徴兵の募集にその体格不完全にしてその選にあずかることを得ざるがごとし...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...留守をあずかる拙者の一存で...
中里介山 「大菩薩峠」
......
仁科芳雄 「株式會社科學研究所の使命」
...飛(と)んだ御造作にあずかる」一行のうちの年長(た)けたのは...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...おほめにあずかるほどの心当たりもない...
野村胡堂 「胡堂百話」
...留守をあずかるということは...
羽仁もと子 「女中訓」
...一国をあずかる御家老とは...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...交戦中の相手国の兵食のおふるまいにあずかるのは...
久生十蘭 「だいこん」
...食うや食わずの場末小屋の河原者の情(なさけ)にまであずかるように成り果てたのであったろう?すべてが...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...そこには人間の理知の方が多くあずかるけれども...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ごくいい加減にあずかるにすぎない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...やはり人間的法則一般的法則の支配する・精神も肉体も共にあずかる・あの現在的な快楽の方に意気地なく引かれてゆく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...施与(せよ)にあずかる価値のないことも知っている...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...五十名の一小隊をあずかる侍頭(さむらいがしら)に過ぎない身分を顧みて...
吉川英治 「上杉謙信」
...自分は日頃から堺(さかい)の町政にあずかる者...
吉川英治 「新書太閤記」
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