...按摩と女房に目をあしらい...
泉鏡花 「歌行燈」
...幸子ではあしらい切れず...
谷崎潤一郎 「細雪」
...モンタージュはすなわちモンテーであり、マウンティングであり、日本語では取り付け、取り合わせ、付け合わせ、あしらいである...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...小手先のあしらいとは...
中里介山 「大菩薩峠」
...米友としては自由自在にあしらいきれるので...
中里介山 「大菩薩峠」
...その怪我をいたわるような手つきであしらいながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...スミ夫人が赤とんぼをあしらい...
中谷宇吉郎 「湯川秀樹さんのこと」
...ツルは女だからさすがに花をうまくあしらい美しいパノラマをつくる...
新美南吉 「花をうめる」
...この人間が居ないと公儀のあしらいが違って来ますから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ハムレットは切先であしらい...
久生十蘭 「ハムレット」
...敵のあしらい方を知っており...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...鉄で簡素な紋様をあしらい...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...巧みに栄二をあしらいながら...
山本周五郎 「さぶ」
...あしらい方も慣れているし...
山本周五郎 「日本婦道記」
...和田の家人も彼に対してはあしらいかたが違った...
山本周五郎 「はたし状」
...客あしらいはうまいし...
山本周五郎 「山彦乙女」
...翁は自分の膝で早笛をあしらい初める...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...文化的の方はコソ泥あしらいをされて...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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