例文・使い方一覧でみる「あげる」の意味
スポンサーリンク...「けふはめづらしくおいしいものをあげるよ... 
薄田泣菫 「茶話」
...私いつでもあなたにあげるわ...
太宰治 「斜陽」
...わたしのお小姓（こしょう）に取立ててあげるわ...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...すごくいい人だったって言ってあげるんだから...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...望み通りのことをしてあげるよ...
豊島与志雄 「立札」
...わたしがみっちり仕込んであげるわよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...わたしは地上に落ちてゐたヴアイオリンを拾ひあげると...
原民喜 「鎮魂歌」
...こみあげる内心の満足からにやりにやりと笑いをもらしさえした...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...――空を見あげると...
牧野信一 「鬼の門」
...といってはプリンスから四十万ドルも捲きあげる...
三浦環 「お蝶夫人」
...御望みなら王が一夜還るよう修法（しゅほう）してあげるが...
南方熊楠 「十二支考」
...僕そのかわり今度いいものを持って来てあげるよ...
宮沢賢治 「風野又三郎」
...来て居た和田とＡにあげる...
宮本百合子 「「黄銅時代」創作メモ」
...「客間へとおってもらってくれ」「履物をまわしてあげるわ」と云ってくにが立ちあがった...
山本周五郎 「末っ子」
...「いま着物を持って来てあげるわ」「よして下さい」と新八は思わず叫んだ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...一方で祝宴をあげることは慎（つつし）まねばならぬ――という太守忠房の深慮なのであった...
吉川英治 「剣難女難」
...各に対してあげる面もない心地がする...
吉川英治 「三国志」
...最後のひと匙（さじ）をあげる...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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