例文・使い方一覧でみる「あえない」の意味
スポンサーリンク...仕事が変って当分あえないから……と挨拶したあげく「僕はこの間いったことを取消す... 
石川欣一 「比島投降記」
...彼の中国人労働者は哀れにも川上機関大尉の身替となってあえない最期を遂げたのである...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...僕は遂（つい）にダリア嬢たちの手であえない最後（さいご）を遂げてしまったことであろう...
海野十三 「海底都市」
...ついにめぐりあえないかもしれない」「え...
海野十三 「幽霊船の秘密」
...お前さんがかけあえないと言うんなら...
高見順 「いやな感じ」
...蜘蛛の囲にひつかゝつてあえない最後を遂げた（その蝉を助けないのは私の宿命観だ）...
種田山頭火 「其中日記」
...このことについてお互に語りあえないのだろうか）だが...
原民喜 「死のなかの風景」
...もう一度だけああした機会にあえないであろうかと...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「血詔の秘事（ひじ）露顕（ろけん）して董国舅（とうこっきゅう）以下のあえないご最期...
吉川英治 「三国志」
...あえないムダ骨折りに終ったかと...
吉川英治 「私本太平記」
...あえない悲鳴が聞えました...
吉川英治 「私本太平記」
...あえない敗者となって野たれ死にするか...
吉川英治 「私本太平記」
...……ときによりあえない犠牲を身内に見るもぜひなく...
吉川英治 「私本太平記」
...土冠（どこう）の竹槍（たけやり）にあえない最期（さいご）をとげてしまった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...たとえば秦明（しんめい）の家族があえない死を遂げたなども...
吉川英治 「新・水滸伝」
...あえない死を遂げた唐草銀五郎（からくさぎんごろう）の真心にうごかされて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...あえない最期をとげたのでござる...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...色恋ではつきあえないが...
吉川英治 「松のや露八」
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