...西瓜(すいか)の種をポリポリ齧(かじ)っている...
海野十三 「地軸作戦」
...また右の御髻に纏かせる珠を乞ひ度して、さ齧みに齧みて、吹き棄つる氣吹の狹霧に成りませる神の御名は、天の菩卑(ほひ)の命一五...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...また左の御手に纏(ま)かせる珠を乞ひ度して、さ齧みに齧みて、吹き棄つる氣吹の狹霧に成りませる神の御名は、活津日子根(いくつひこね)の命...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...豊国野ノ神と云い豊齧(クイ)野ノ神と云い...
高木敏雄 「比較神話学」
...対手が妙に生齧(なまかじ)りの法律口調で話しかけるのを...
近松秋江 「狂乱」
...ちょいちょい聞くともなし聞齧(ききかじ)ったところによると...
徳田秋声 「あらくれ」
...三十になるまでも親の脛を齧り...
新渡戸稲造 「教育の目的」
...心配するなってことよ」門口(かどぐち)まで送って出たお常の首っ玉にギュッと齧(かじ)り付くと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...父親の胸に齧(かじ)りつくに定(きま)っているように思えたのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...夜になるとその妖怪が人を齧(かじ)る歯の音が...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...その白樺の木蔭に寝そべって果物を齧(か)じっていた...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...齧りついて抱きしめてしみじみ御礼がいいたいくらいのおもいだった...
正岡容 「小説 圓朝」
...それから衆馬狂奔して(け)り合い齧(か)み合い打つ叫ぶ大乱戦となったと記す...
南方熊楠 「十二支考」
...百草を齧(か)み...
南方熊楠 「十二支考」
...石に齧(かじ)りついても...
吉川英治 「黒田如水」
...汽車の窓でこの山栗を剥いてポツポツ齧(かじ)る...
吉川英治 「随筆 新平家」
...せっせと沈黙を齧(かじ)っているのだとしか思えない...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...生きたまま齧(かじ)られるっていうのは……...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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