例文・使い方一覧でみる「鯊」の意味

...鯊（はぜ）に似た小魚で... 鯊に似た小魚での読み方
薄田泣菫「茶話」

...今日の獲物は、小鮒二、小鯊五... 今日の獲物は、小鮒二、小鯊五の読み方
種田山頭火「其中日記」

...それから此はと驚かされたのは血（ち）だらけの鯊（さめ）の頭だ... それから此はと驚かされたのは血だらけの鯊の頭だの読み方
徳冨健次郎「みみずのたはこと」

...主人の足裏（あしうら）も鯊（さめ）の顋（あご）の様に幾重（いくえ）も襞（ひだ）をなして口をあいた... 主人の足裏も鯊の顋の様に幾重も襞をなして口をあいたの読み方
徳冨健次郎「みみずのたはこと」

...狼の頭、豹の頭、鯊（さめ）の頭、蟒蛇（うわばみ）の頭、蜥蜴（とかげ）の頭、鷲の頭、梟（ふくろ）の頭、鰐（わに）の頭、――恐ろしい物の集会である... 狼の頭、豹の頭、鯊の頭、蟒蛇の頭、蜥蜴の頭、鷲の頭、梟の頭、鰐の頭、――恐ろしい物の集会であるの読み方
徳冨健次郎「みみずのたはこと」

...鯊（はぜ）の佃煮を手土産にして一人で尋ねて来た... 鯊の佃煮を手土産にして一人で尋ねて来たの読み方
永井荷風「来訪者」

...... の読み方
松本たかし「松本たかし句集」

...『本草』に海中の虎鯊（こさ）能く虎に変ずとある... 『本草』に海中の虎鯊能く虎に変ずとあるの読み方
南方熊楠「十二支考」

...朝鮮鮒と金こと云う和鮒と鯊と... 朝鮮鮒と金こと云う和鮒と鯊との読み方
山本周五郎「青べか日記」

...「二歳の鯊がこんなとこまでのぼって来るんだな」彼の声には皮肉やからかいの調子はなかった...
山本周五郎「青べか物語」

...大きな二歳の鯊を釣ったことが... 大きな二歳の鯊を釣ったことがの読み方
山本周五郎「青べか物語」

...私はひね鯊（はぜ）を一尾あげた... 私はひね鯊を一尾あげたの読み方
山本周五郎「青べか物語」

...私は鯊を鉤（はり）から外してバケツに入れ... 私は鯊を鉤から外してバケツに入れの読み方
山本周五郎「青べか物語」

...黒鯛（くろだい）を釣りたいという客を鯊の寄り場へ案内する... 黒鯛を釣りたいという客を鯊の寄り場へ案内するの読み方
山本周五郎「青べか物語」

...例の鯊（はぜ）やきすやめごちやくるま蝦（えび）などの... 例の鯊やきすやめごちやくるま蝦などのの読み方
山本周五郎「青べか物語」

...干した河鯊（はぜ）をちぎって入れ... 干した河鯊をちぎって入れの読み方
山本周五郎「失蝶記」

...留さんは秋鯊（はぜ）のように喜びでふくれながら帰って行った... 留さんは秋鯊のように喜びでふくれながら帰って行ったの読み方
山本周五郎「留さんとその女」

...鯊釣（はぜつり）の竿（さお）が見えだした」「夜ふかしがつづいたせいでございましょう」「それもある... 鯊釣の竿が見えだした」「夜ふかしがつづいたせいでございましょう」「それもあるの読み方
吉川英治「かんかん虫は唄う」

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