例文・使い方一覧でみる「骨休め」の意味

...こんな日にゃ骨休めだ... こんな日にゃ骨休めだの読み方
伊藤左千夫「隣の嫁」

...船頭の骨休めをする処じゃ... 船頭の骨休めをする処じゃの読み方
田中貢太郎「参宮がえり」

...所謂（いわゆる）「神憑（かみがか）り」で働いた骨休めをかねて... 所謂「神憑り」で働いた骨休めをかねての読み方
谷崎潤一郎「細雪」

...専（もっぱ）ら骨休めをした... 専ら骨休めをしたの読み方
谷崎潤一郎「細雪」

...骨休めや何やら――とまあいった次第でな... 骨休めや何やら――とまあいった次第でなの読み方
アントン・チェーホフ　Anton Chekhov 神西清訳「かもめ」

...明日の朝はゆっくり骨休めをするために朝寝坊をするつもりだとか云うことを話した...
ディッケンス　Dickens 森田草平訳「クリスマス・カロル」

...休業届を出すかして骨休めをした... 休業届を出すかして骨休めをしたの読み方
徳田秋声「縮図」

...その大した努力の骨休めをしなければならなかった... その大した努力の骨休めをしなければならなかったの読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...寺田寅彦先生と線香花火この電気火花の研究の途中夏休みの骨休めに...
中谷宇吉郎「写真と暮した三十年」

...たまには骨休めをなさいよ... たまには骨休めをなさいよの読み方
夏目漱石「彼岸過迄」

...まア時々は骨休めもし度くなりますから――」斯（こ）んな事を言つて... まア時々は骨休めもし度くなりますから――」斯んな事を言つての読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...ガラツ八の骨休めに... ガラツ八の骨休めにの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...骨休めは骨休めだ... 骨休めは骨休めだの読み方
野村胡堂「礫心中」

...骨休めに、ちょうど、ええわい... 骨休めに、ちょうど、ええわいの読み方
火野葦平「花と龍」

...かたわらの煙管をとりあげて、おいしそうに、一服吸ってから、肩で吐息をつくように、「骨休めに、どこかに、行っていらっしゃいよ」と、いった...
火野葦平「花と龍」

...皆が骨休めのため虹ヶ浜で一日のんびりしました... 皆が骨休めのため虹ヶ浜で一日のんびりしましたの読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...お骨休めにもなればと存じまして... お骨休めにもなればと存じましての読み方
山本周五郎「樅ノ木は残った」

...飛騨路一帶から登つて來た骨休めの農夫たちで意外な賑ひを見せてゐた...
若山牧水「樹木とその葉」

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