...材料の豊富は驚くばかりである...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...驚くばかりである...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...口をパックリあけてただ驚くばかりだった...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「青玉の十字架」
...新奇とも何とも唯驚くばかりで...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...夕暮はもう驚くばかり短くなつてゐる...
永井荷風 「蟲の聲」
...彼は事件の断面を驚くばかり鮮(あざや)かに覚えている代りに...
夏目漱石 「行人」
...いまさら事件の重大さに驚くばかりです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...見渡すところどのテーブルの上にも驚くばかりにシャンペン酒の瓶が林立し...
久生十蘭 「魔都」
...展望のきくことは驚くばかり...
久生十蘭 「魔都」
...唯(ただ)その事変に驚くばかりで自分の身には何とも思わざりしに...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...衣食住の單簡なことは實に驚くばかりである...
松本文三郎 「印度の聖人」
...その和らかい言葉がふくむ鋭い機鋒は驚くばかりで...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...その完全なこと実に驚くばかりのリュクルゴスの国〔ラケダイモンすなわちスパルタ〕においては...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...驚くばかりの沢山(たくさん)の昔話が...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...真に驚くばかりである...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...驚くばかりの上達ぶり...
吉川英治 「剣難女難」
...豪奢(ごうしゃ)驚くばかりだった...
吉川英治 「三国志」
...驚くばかり漲(みなぎ)りだしてくる...
吉川英治 「三国志」
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