...直ぐもう飽きちやつて...
石川啄木 「我等の一團と彼」
...飽くまで潔き人のこゝろざし...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...憎んでも飽き足りないのは彼の蠅男! 蠅男こそ稀代の殺人魔である...
海野十三 「蠅男」
...日本人の癖として古くなると飽きて顧みない傾向があるが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...さうして、浦島は、やがて飽きた...
太宰治 「お伽草紙」
...あるいはまたアカデミックな精白米の滋味に食い飽きて一種のヴィタミン欠乏症にかかる恐れのあるときの一さじの米ぬかぐらいのつもりでこの一編の所説の中に暗示された何物かを味わってもらわれれば...
寺田寅彦 「量的と質的と統計的と」
...飽くまで仰ぎながめている...
中里介山 「大菩薩峠」
...飽くまでも競争しよう...
平林初之輔 「人造人間」
...譬(たと)えば銭を好んで飽くことを知らざるを貪吝と言う...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...その本質として飽くなき暴君である...
牧逸馬 「運命のSOS」
...とでもいふ風に飽までも不当な観察を施した...
牧野信一 「妄想患者」
...野生の儘で、素朴で、飽迄も正直で、単純で、又をかしいほど露骨で、男らしく育つて来た...
室生犀星 「愛の詩集」
...おせんは飽きるまで読み返した...
山本周五郎 「柳橋物語」
...探偵劇だのには飽き飽きしているのですからね...
夢野久作 「二重心臓」
...これに対して信長は飽くまで...
吉川英治 「新書太閤記」
...飽きたら先に徳島城へ帰るかと...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...飽くまで白拍子あがりの遊び女(め)と遇(ぐう)しているのである...
吉川英治 「日本名婦伝」
...飽くまで傲岸(ごうがん)そのものだった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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