...遊樂し飮食する生活を續けてゐる...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...夕六時に晩飯を食するように一定すると同一なり...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...寝(いぬ)るに(とや)なく食するに肉なく...
巌谷小波 「こがね丸」
...余は先祖の功に依り安逸衣食する貴族とならんよりは功を子孫に遺す殉義者とならんことを欲す...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...食するに足る獣魚...
大隈重信 「東西両文明の調和を論じて帝国の将来に及ぶ」
...東京から西新井(にしあらい)の薬師やお祖師様へ参詣(さんけい)する人たちの立ち寄って飲食する場所であったが...
徳田秋声 「足迹」
...庸三はまたしても葉子の家に寝食することになった...
徳田秋声 「仮装人物」
...貧乏な親戚の者と会食する役目をいやがって...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...「矢筈草俗に現の証拠といふこの草をとりみそ汁にて食する時は痢病(りびょう)に甚(はなはだ)妙なり又瘧病(おこり)及び疫病等(えきびょうなど)にも甚効(こう)あり云々(うんぬん)」...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...子孫代々徒食する不合理さは...
野村胡堂 「銭形平次打明け話」
...すでに無宿の食客となりてわずかにこの国中に寄食するを得るものなれば...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...病児を抱えて座食する事は...
福田英子 「妾の半生涯」
...地下で簡単に夕食する...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...夕食する気にならず...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ラルフは今晩ここで夕食する...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...いま彼の心をいら立たせるものは妻の衣食するところを見付けること...
室生犀星 「津の国人」
...カブラルが大っぴらに肉食する旨を答えると...
和辻哲郎 「鎖国」
...絶食するに至って初めて方便をめぐらすべきである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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