...今更風声鶴唳に驚くべきわけもなし...
高浜虚子 「子規居士と余」
...それこそ風声鶴唳(ふうせいかくれい)にも心を驚かし...
太宰治 「禁酒の心」
...これがために風声鶴唳(かくれい)その位置の危険なるに恐れ...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...「風声鶴唳(かくれい)ということはありますが...
久生十蘭 「魔都」
...風声鶴唳(かくれい)を聞きて走るの笑をとることあり...
福沢諭吉 「学校の説」
...或(あるい)は風声鶴唳(ふうせいかくれい)にも驚きました...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...所謂(いわゆる)世間の風声鶴唳(ふうせいかくれい)に臆病心を起したのかも知れないが...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...(九月三日)百十五○漢語で風声鶴唳といふが鶴唳(かくれい)を知つて居るものは少い...
正岡子規 「病牀六尺」
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