...顯職(けんしよく)に居り勳功(くんこう)を負(お)ふと雖...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...吃驚した拍子にもとの姿を顯はしたのであらう...
泉鏡花 「遺稿」
...そのためこの式の意義が顯著に示されないが...
長岡半太郎 「アインシュタイン博士のこと」
...主體と對立しそれといくらかの間隔を保ちつつ後者を顯はならぬ自己に留まらしめる...
波多野精一 「時と永遠」
...客體はますます自己性從つて顯在性を強めますます他者性從つて潛在性を弱めねばならぬ...
波多野精一 「時と永遠」
...客體として又客體においての外は主體は自己を顯はにしない...
波多野精一 「時と永遠」
...プラトン以來ギリシア哲學を風靡し從つて中世及び近世の哲學や宗教思想に深き影響を及ぼした死の觀念――精神(靈魂)の身體よりの分離としてそれを定義しようとする死の觀念――はこのことの顯著なる實例に數へらるべきであらう...
波多野精一 「時と永遠」
...特にこの論證乃至それの原動力をなす信念が顯著なる進出を遂げたのは謂はれあることである...
波多野精一 「時と永遠」
...全く自己を表現し盡し顯はとなり切つた主體は...
波多野精一 「時と永遠」
...この顯現は將來の方向に求められる...
波多野精一 「時と永遠」
...永遠と愛との完き顯現は宗教の退場を意味する...
波多野精一 「時と永遠」
...事件によつては歐洲に顯著にして...
原勝郎 「足利時代を論ず」
...この緑色素(りよくしよくそ)は顯微鏡(けんびきよう)で見(み)ると美(うつく)しい小(ちひ)さい緑(みどり)の粒(つぶ)でそれを『葉緑粒(ようりよくりゆう)』とよんでゐます...
本多靜六 「森林と樹木と動物」
...客觀化されることに對する要求はいまだ顯はでないのである...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...意識の事實の無限なる豐富さを顯はにしたのはアウグスティヌスであつた...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...この時代精神がそれの外的なる發展に於て既に謂はば「その多面性の全體の富を顯現しそして展開し」終つた段階に到つたとき初めて...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...絶對といふものは顯象(事相)にあらざればなり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...こゝに此顯象世界の法廷にありて裁判をなさむとするものあり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
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