例文・使い方一覧でみる「静々と」の意味


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...最後に静々と出払って...   最後に静々と出払っての読み方
泉鏡花 「婦系図」

...それから大きな山芋に金襴の衣を被せたような教誨師とが静々と入って来た...   それから大きな山芋に金襴の衣を被せたような教誨師とが静々と入って来たの読み方
海野十三 「不思議なる空間断層」

...」と静々と伺ふのだ...   」と静々と伺ふのだの読み方
原民喜 「牛を調弄ふ男」

...口上つかいが静々と鯨の背中からおりて行くと...   口上つかいが静々と鯨の背中からおりて行くとの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...ふりかえると念丈の頂の雲のとばりは静々と引きあげられて...   ふりかえると念丈の頂の雲のとばりは静々と引きあげられての読み方
細井吉造 「二つの松川」

...金髪の巻毛の鬘をいただいた総理大臣が内務大臣を相手に何事かを語らひながら静々と馬車をすすめて行く...   金髪の巻毛の鬘をいただいた総理大臣が内務大臣を相手に何事かを語らひながら静々と馬車をすすめて行くの読み方
牧野信一 「変装綺譚」

...静々と落ちて来た」とえがいてゐられるが...   静々と落ちて来た」とえがいてゐられるがの読み方
正岡容 「下町歳事記」

...静々と車はきしり出す...   静々と車はきしり出すの読み方
宮本百合子 「悲しめる心」

...また中の君を慰めるような話をも静々としていた...   また中の君を慰めるような話をも静々としていたの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...お蔭様で助かりましたわ」媚めかしい声でそういいながら眉香子未亡人が静々と込(はい)って来た...   お蔭様で助かりましたわ」媚めかしい声でそういいながら眉香子未亡人が静々と込って来たの読み方
夢野久作 「女坑主」

...天井裏から真紅の本幕が静々と降り初めた...   天井裏から真紅の本幕が静々と降り初めたの読み方
夢野久作 「二重心臓」

...霞のような煙が静々と死体の上を這いながら...   霞のような煙が静々と死体の上を這いながらの読み方
横光利一 「上海」

...静々と屍を踏みながら進んで来た...   静々と屍を踏みながら進んで来たの読み方
横光利一 「日輪」

...考えようによってはこれは東洋の静々とした性格の内容が...   考えようによってはこれは東洋の静々とした性格の内容がの読み方
横光利一 「北京と巴里(覚書)」

...葬列のように俯向いて静々と低い街の中を流れていった...   葬列のように俯向いて静々と低い街の中を流れていったの読み方
横光利一 「街の底」

...一方から静々と現われたのは扮装(いでたち)変らぬ春日重蔵...   一方から静々と現われたのは扮装変らぬ春日重蔵の読み方
吉川英治 「剣難女難」

...敵も味方も、鳴りを忘れて、ひそとなった一瞬――まるで血の池を渡って来たような黒馬にまたがって、関羽は静々と、数万の敵兵をしり目に、袁紹、曹操たちの眼のまえに帰ってきた...   敵も味方も、鳴りを忘れて、ひそとなった一瞬――まるで血の池を渡って来たような黒馬にまたがって、関羽は静々と、数万の敵兵をしり目に、袁紹、曹操たちの眼のまえに帰ってきたの読み方
吉川英治 「三国志」

...「どうぞ、こなたへ――」と一人の僧が、それへ来て、用意のできたことを告げると、範綱は、十八公麿(まつまろ)の手をとって、静々と、橋廊下をわたって行った...   「どうぞ、こなたへ――」と一人の僧が、それへ来て、用意のできたことを告げると、範綱は、十八公麿の手をとって、静々と、橋廊下をわたって行ったの読み方
吉川英治 「親鸞」

「静々と」の書き方・書き順

いろんなフォントで「静々と」


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ハゲ頭   関連企業   すき焼き  

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