...今晩のお刺身には青紫蘇を添えますか?(Do you add shiso to tonight's sashimi?)...
...青紫蘇があれば、うどんがさらに美味しくなります...
...青紫蘇の香りが料理を引き立てます...
...このサラダに青紫蘇を混ぜてみたら、意外な美味しさがあった...
...焼いた鮭には、梅肉と青紫蘇が合います...
...青紫蘇(あおじそ)を粉にしたのじゃがの...
泉鏡花 「薄紅梅」
...物に依(よ)っては山葵(わさび)の代りに青紫蘇(あおじそ)や木の芽や山椒(さんしょう)の佃煮(つくだに)などを飯の間へ挟(はさ)んで出した...
谷崎潤一郎 「細雪」
...どんなに喜ぶだらう!東京の子が青紫蘇や茗荷の子を摘んでくれた...
種田山頭火 「行乞記」
...冬村居から青紫蘇の苗を貰うて来て植ゑる...
種田山頭火 「行乞記」
...青紫蘇のにほひもいい...
種田山頭火 「行乞記」
...青紫蘇の香は何ともいへない...
種田山頭火 「行乞記」
...鳴きやめるより去つた夕蝉・降つたり照つたりちよろ/\するとかげの子・まづしい火をふく粉炭がはねた・それはそれとして火を焚きつける戯作三首(或る友に)・風鈴の音のよろしさや訪ねてくれるといふ・風鈴のしきりに鳴るよ訪ねてくれる日の・訪ねてくれて青紫蘇の香や飲ましてくれる八月三日けさは早かつた...
種田山頭火 「行乞記」
...あちこち歩いた線・はつきり見えて炎天の飛行機がまうへ・こんなに出来てくれて青紫蘇や青唐辛・つくつくぼうしあすから旅立つ私で・糸瓜ぶらりと地べたへとゞいた・かなかなのほそみちおりるはをとこにをなご・雑草ふかくほうづきのうれてゐる夕風・更けて戻れば風鈴は鳴つてゐるよい月夜...
種田山頭火 「行乞記」
...魚に添へてある青紫蘇の香が何ともいへないフレツシユだつた...
種田山頭火 「其中日記」
...流石に一方口にはあらで山の手の仕合は三尺斗の椽の先に草ぼう/\の空地面それが端を少し圍つて青紫蘇(あをじそ)...
樋口一葉 「にごりえ」
...お前の好きな冷奴(ひやゝつこ)にしましたとて小丼に豆腐を浮かせて青紫蘇の香たかく持出せば...
樋口一葉 「にごりえ」
...それが端(はじ)を少し囲つて青紫蘇(あをぢそ)...
樋口一葉 「にごりえ」
...お前の好きな冷奴(ひややつこ)にしましたとて小丼(こどんぶり)に豆腐を浮かせて青紫蘇の香(か)たかく持出せば...
樋口一葉 「にごりえ」
...子供は畑から青紫蘇の芽生えに違いないと鑑定をつけた草を十二本抜いて来た...
宮本百合子 「雨と子供」
...一本ずつ青紫蘇に違いない木を植え込んだ...
宮本百合子 「雨と子供」
...見ていると大事な空地の花壇の青紫蘇がぴしぴし雨脚に打たれて撓う...
宮本百合子 「雨と子供」
...集り散っていった食卓の菜類の中でまだ青紫蘇だけが変らず出てくる...
横光利一 「夜の靴」
...青紫蘇(あおじそ)のにおう膳をかこみながら...
吉川英治 「宮本武蔵」
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