...霰(あられ)はどこかへ行ってしまった...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...霰はいつか降りやんでいた...
有島武郎 「星座」
...赤い顔を霰にうたせて昂奮の目差しである...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...是(これ)を霰(あられ)とし霙(みぞれ)とす...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...・朝から泣く児に霰がふつてきた・寒い空のボタ山よさようなら(志免)福寿草を陽にあてゝ縫うてゐられた(千鶴女居)一月十三日曇つて寒かつた...
種田山頭火 「行乞記」
...鶏肋抄□霰、鉢の子にも(改作)□山へ空へ摩訶般若波羅密多心経(再録)□旅の法衣は吹きまくる風にまかす(〃)雪中行乞□雪の法衣の重うなる(〃)□このいたゞきのしぐれにたゝずむ(〃)□ふりかへる山はぐ(マヽ)れて(〃)――――□水は澄みわたるいもりいもりをいだき□住みなれて筧あふれる鶏肋集(追加)□青草に寝ころべば青空がある□人の子竹の子ぐいぐい伸びろ(酒壺洞君第二世出生)六月一日 川棚、中村屋(三五・中)曇、だん/\晴れて一きれの雲もない青空となつた、照りすぎる、あんまり明るいとさへ感じた、七時出立、黒井行乞、三里歩いて川棚温泉へ戻り着いたのは二時頃だつたらうか、木下旅館へいつたら、息子さんの婚礼で混雑してゐるので、此宿に泊る、屋号は中村屋(先日、行乞の時に覚えた)安宿であることに間違はないが、私には良すぎるとさへ思ふ...
種田山頭火 「行乞記」
...雹と霰とのちがいについてのおたずねがあった...
中谷宇吉郎 「雪今昔物語」
...霰(あられ)のごとき拍手のなかに包囲された一人坊っちとなる...
夏目漱石 「野分」
...棺の中の主人は霰小紋(あられこもん)の裃(かみしも)の胸から下が見えて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...霰のやうな音をたてゝ私の雨傘に雨粒があたつた...
林芙美子 「子供たち」
...マツ霰打(あられうつ)安良礼松原(あられまつはら)住吉之(すみのえの)弟日娘与(おとひおとめと)見礼常不飽香聞(みれどあかぬかも)大伴乃(おほともの)高師能浜乃(たかしのはまの)松之根乎(まつがねを)枕宿杼(まきてぬるよは)家之所偲由(いへししぬはゆ)マツすなわち松はアカマツ(メマツ)でもクロマツ(オマツ)でも宜しく歌によってアカマツの場合もあればまたクロマツの場合もある...
牧野富太郎 「植物記」
...毎日霰(あられ)の音を聞かされる頃からの事で...
三島霜川 「解剖室」
...籾(もみ)は夕立か霰(あられ)のように...
宮沢賢治 「オツベルと象」
......
三好達治 「朝菜集」
...霰が二、三度降ってきてから、国境の山山の姿は日に深く、削り立てたような、厚い積雪の重みに輝いていた...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...霰(あられ)や雪の光にうたれて失明したものや...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...豆と米粒と霰餅(あられもち)とを併せて炒ったのを食うのが是に近く...
柳田国男 「木綿以前の事」
...霰(あられ)もつ風に吹きなぐられても...
吉川英治 「大岡越前」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
- 野球選手の則本昂大さん: 楽天から巨人へ移籍し、初めてジャイアンツ球場で練習に臨んだ ⚾️
- 卓球選手の張本智和さん: 4年連続で全日本選手権の準決勝進出を決めた🏓
- スピードスケート選手の高木美帆さん: 1500mで2位、五輪金へ弾み ⛸️
