「震」の意味
揺れ動く
小説での「震」の使い方
...やや俯向いたまま震えた声で...
有島武郎 「星座」
...わが未だ迎へ戰ふに遑(いとま)あらざる時、砲聲地に震ひて、くらべ馬始まるをしらせしかば、車は皆狹き横道に入りて、翁と娘とも見えずなりぬ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...海底で異常地震に遭遇したときは...
海野十三 「地球発狂事件」
...私も思わず竦然(ぞっ)と身震いがした...
橘外男 「葛根湯」
...関東震災の時に東京に居合せた経験があって...
谷崎潤一郎 「細雪」
...盆ヲ支エテイル手ガ震エテイル...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...後に顫えるような震声を曳いて...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...根津を抜けて帰るつもりであったが頻繁に襲って来る余震で煉瓦壁の頽(くず)れかかったのがあらたに倒れたりするのを見て低湿地の街路は危険だと思ったから谷中三崎町(やなかみさきちょう)から団子坂へ向かった...
寺田寅彦 「震災日記より」
...今度の地震にはなかった新しい仕掛けの集団殺人設備が...
寺田寅彦 「鑢屑」
...大正十三年一月十五日の中震に二たび倒れて無惨や頭が落ちました...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...金属性の震えを帯びていた...
豊島与志雄 「月明」
...大正十二年九月震災の火で東京の市街が焼払われてから後(のち)の事で...
永井荷風 「水のながれ」
...源松の六感を震動させたのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...モスクワの白露バルチック線停車場は鳴り響く音楽と数百の人々が熱心に歌うインターナショナルの歌声で震えた...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...ある大地震の時某村役場に掲示してあったように...
武者金吉 「地震なまず」
...青空を又押上げる?地震に居残った旧式の大建築...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...集まって来る脚本はどれもこれも地震を取り扱っていることです...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...この作品が一世を震駭(しんがい)させた原因のおもなるものは...
米川正夫 「クロイツェル・ソナタ」
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