...何しろこんな離れ島でございますから...
芥川龍之介 「俊寛」
...あの離れ島の笹葺(ささぶ)きの家に...
芥川龍之介 「俊寛」
...ぽつんと一つ雲か何かのように見えるでしょう空に浮いて……大島って伊豆(いず)の先の離れ島です...
有島武郎 「或る女」
...こんな離れ島の老人に構って...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...謂わば迷路の中の離れ島だ...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...こんな離れ島に住んでゐたら...
薄田泣菫 「茶話」
...離れ島6・3東京日日(夕)郵便物の通ふかぎりに於て...
薄田泣菫 「茶話」
...自分と光代は一緒に見られるが御牧氏は一人だけ離れ島になる...
谷崎潤一郎 「細雪」
...いちばん恐ろしかったのは奄美大島(あまみおおしま)の中の無人の離れ島で台風に襲われたときであった...
寺田寅彦 「小浅間」
...離れ島のような地位に置かれてあります...
中里介山 「大菩薩峠」
...心理学も認識論も未だ押寄せて来ない此の離れ島のツシタラにとっては...
中島敦 「光と風と夢」
......
野口雨情 「沙上の夢」
......
野口雨情 「未刊童謡」
...「あなたと唯二人きりで靜かな離れ島にゐられたなら...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...沖縄県などは離れ島が多いから...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...いかなる離れ島の月夜の浜でも...
柳田国男 「雪国の春」
...(F・O)T 慶長十七年卯月十三日豊前小倉の海上の離れ島に(O・L)T 父の敵佐々木巌流と彼を護る剣士三十余名と決戦すS=海上数艘の小舟に分乗した...
山中貞雄 「武蔵旅日記」
...斯うして思ひがけぬ靜かな離れ島の樣な温泉などに來てみるとなか/\豫定通りに身體を動かすのが大儀になつてゐた...
若山牧水 「熊野奈智山」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??