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饗庭篁村 「木曾道中記」
...彼らは我ら日光に歩む間(うち)は我らと共なれども暗所に至れば我らを離るるものなり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...倫理学と生態学との間に離るべからざる関係のあることだけは...
丘浅次郎 「動物界における善と悪」
...しかも歴史習慣を太甚(はなはだ)しく重んずる山中の村――この故郷を離るゝ事が出来ぬ運命を有して居た」と思ふと...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...勿論祖先以来戴いた君公と離るる事は人情として忍びない処だけれども...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...こういう風に或程度まで芸術と倫理と相離るる部分はあるけれども...
夏目漱石 「教育と文芸」
...学問の根底たる立脚地を離るるのを深く陋劣(ろうれつ)と心得た...
夏目漱石 「野分」
...我れは汝と離るべき中ならず...
一葉 「暗夜」
...愛に住すれば人生に意義あり、愛を離るれば、人生は無意義なり...
二葉亭四迷 「平凡」
...この種の恋歌は俗を脱し理窟を離る...
正岡子規 「人々に答ふ」
...岸遠く漕(こ)ぎ離るらんあま船に乗りおくれじと急がるるかな平生に変わって姫君はこの手紙を手に取って読んだ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...舟の横浜を離るるまでは...
森鴎外 「舞姫」
...神戸居留地域を離るる一間ばかりの処で...
夢野久作 「近世快人伝」
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横瀬夜雨 「花守」
...「ここを離るること四十里...
吉川英治 「三国志」
...しばしこの本城を離るることをおゆるし下さい」と...
吉川英治 「三国志」
...着ず脱がず母飢(う)えに中(あた)る時も哺(ふく)めるを吐きて子に啗(くら)わしめ母にあらざれば養われずその闌車(らんしゃ)を離るるに及べば十指の爪の中に子の不浄を食らう……計るに人々母の乳をのむこと一日八十斛(こく)父母(ちちはは)の恩重きこと天の極(きわ)まり無きがごとし「…………」「どうしたんだい...
吉川英治 「宮本武蔵」
...魯は大夫より以下みな僭(せん)して正道より離るという情勢になった...
和辻哲郎 「孔子」
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