例文・使い方一覧でみる「隔てる」の意味


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...)隔てる、くずれかかった築土(ついじ)があって、その中に、盛りをすぎた合歓(ねむ)の木が二三本、こけの色の日に焼けた瓦(かわら)の上に、ほほけた、赤い花をたらしている...   )隔てる、くずれかかった築土があって、その中に、盛りをすぎた合歓の木が二三本、こけの色の日に焼けた瓦の上に、ほほけた、赤い花をたらしているの読み方
芥川龍之介 「偸盗」

...而も猶彼等と聖者とを隔てるものがこの傲慢の罪に在るのではないと...   而も猶彼等と聖者とを隔てるものがこの傲慢の罪に在るのではないとの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」

...心と世とを隔てる幕...   心と世とを隔てる幕の読み方
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」

...彼と彼の恋人たる彼女とを隔てるものでもあったのである...   彼と彼の恋人たる彼女とを隔てるものでもあったのであるの読み方
豊島与志雄 「塩花」

...それゆえに、倒れかかってる大部分の民衆と、歩きつづけてる優秀者らとを、分け隔てる...   それゆえに、倒れかかってる大部分の民衆と、歩きつづけてる優秀者らとを、分け隔てるの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...自分みずからを一枚の画布によって隔てる...   自分みずからを一枚の画布によって隔てるの読み方
中井正一 「芸術の人間学的考察」

...次の間を隔てる襖の前へ来ると...   次の間を隔てる襖の前へ来るとの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...李陵は己(おのれ)と友とを隔てる根本的なものにぶつかっていやでも己(おのれ)自身に対する暗い懐疑に追いやられざるをえないのである...   李陵は己と友とを隔てる根本的なものにぶつかっていやでも己自身に対する暗い懐疑に追いやられざるをえないのであるの読み方
中島敦 「李陵」

...迫って来るガラッ八を押し隔てるように...   迫って来るガラッ八を押し隔てるようにの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...かくて根源的空間性即ち自と他とを隔てる外面性は全く克服されるやうに見える...   かくて根源的空間性即ち自と他とを隔てる外面性は全く克服されるやうに見えるの読み方
波多野精一 「時と永遠」

...三階の表と裏の部屋々々を隔てる階段につゞいた長い廊下で...   三階の表と裏の部屋々々を隔てる階段につゞいた長い廊下での読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...ヒトと貧乏人を隔てる湾のかけ橋だったりする...   ヒトと貧乏人を隔てる湾のかけ橋だったりするの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」

...水を隔てる真ッ正面に対面してしまった...   水を隔てる真ッ正面に対面してしまったの読み方
正岡容 「圓朝花火」

...そこで服薬の時間は少くも八時間を隔てるといふ規定によると...   そこで服薬の時間は少くも八時間を隔てるといふ規定によるとの読み方
正岡子規 「病牀六尺」

...または各十年を隔てるこれらの時期が正しい平均を表わさないか...   または各十年を隔てるこれらの時期が正しい平均を表わさないかの読み方
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」

...にわかに厳格に二人の間を隔てることはできないと大目に見ていたが...   にわかに厳格に二人の間を隔てることはできないと大目に見ていたがの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...はるかに雲が隔てるというほどの山でもないのですから...   はるかに雲が隔てるというほどの山でもないのですからの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...都市と本来の山際とを隔てる低くなだらかな麓の丘に沿って左右に目を走らせた結果...   都市と本来の山際とを隔てる低くなだらかな麓の丘に沿って左右に目を走らせた結果の読み方
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」

「隔てる」の読みかた

「隔てる」の書き方・書き順

いろんなフォントで「隔てる」

「隔てる」の英語の意味


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