...隅っこの安楽椅子に自分の身体を投げこんだ...
海野十三 「地球発狂事件」
...隅っこの給仕席に二人は腰を下ろしているのだった...
海野十三 「四次元漂流」
...隅っこの椅子に腰かけて...
江戸川乱歩 「悪霊」
...そして隅っこの方へ小さくなって『かくまって下さい...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...隅っこの方に小さな教会のついて居るクリスマスカードが見える...
竹久夢二 「少年・春」
...奥でも手前でも隅っこでも...
豊島与志雄 「田舎者」
...あなた自身の頭の隅っこにも引っかかってるので...
豊島与志雄 「霧の中」
...隅っこに顔を伏せている彼女...
豊島与志雄 「子を奪う」
...隅っこに破片を残したまま...
豊島与志雄 「自由人」
...帳場の隅っこでもいいから...
豊島与志雄 「ヘヤーピン一本」
...隅っこの・島民船員の食料が詰め込んであるらしい椰子バスケットと飲用の皮剥若椰子との間にころがされた...
中島敦 「環礁」
...歓楽の渦を巻くこの室(へや)の隅っこに...
野村胡堂 「踊る美人像」
...飲むなら向うの隅っこで一人でやんな...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...まだウエートレスたちが尻端(しりは)しょりで部屋の掃除をしているカフェー『すみれ軒』の隅っこのテーブルを囲んで...
平林初之輔 「五階の窓」
...パーシウスが目の隅っこから...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...仲間を離れて隅っこの方でふくれていたりしたことがないということでした...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...室の隅っこに淋しく残された鏡台...
山中貞雄 「中村仲蔵」
...左次郎は隅っこに寝ていた...
吉川英治 「醤油仏」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??