例文・使い方一覧でみる「降って」の意味
スポンサーリンク...そこから雪は滾々（こんこん）としてとめ度なく降って来た... 
有島武郎 「カインの末裔」
...ついに雪までも降ってきました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 大久保ゆう訳 「おやゆび姫」
...六条壮介（しょうすけ）のうえにとつぜん不幸な事件が降って来て...
海野十三 「空中漂流一週間」
...四月一日には雨が降って氷を解かしたが...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...外には絹糸のような雨が降っていた...
田中貢太郎 「春心」
...こまかい雪が降っていましてね...
谷譲次 「踊る地平線」
...「お母さん、もしも、雨降ってきたら、どうしようか？」「あんぽんたん...
壺井栄 「二十四の瞳」
...金曜の朝はもう降っているか...
寺田寅彦 「時事雑感」
...霧の中を降って来たそうで...
寺田寅彦 「小爆発二件」
...霙（みぞれ）がびしょびしょ降って寒い狐（きつね）の啼き声の聞える晩に...
徳田秋声 「足迹」
...みんな一ぺんに咲いて、嬉しかったものですわ」「上野（うわの）からだと、全く春が、山に来た、里に来た、野にも来たって、感じだろうからね」「女学生の時でしたわ、花が満開だというのに、雪が降ってね、その上、夜になると大きな月が出て、素晴らしかったですわ」「それは凄かったろうな...
外村繁 「澪標」
...一八一五年六月の十七日から十八日へかけた夜に雨が降っていなかったならば...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...外はドードーと雨が降っています...
中里介山 「大菩薩峠」
...昼の間ももちろん降っている...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...浪五郎が赤羽橋の水天宮様へ、お詣りに来る日だろうな」「雨が降っても、槍が降っても、正午の刻にはきっと来るはずです」「鈴ヶ森の処刑も正午の刻、赤羽橋のお詣りも正午の刻」平次は深々と腕を拱（こまぬ）きました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そこへ霰（あられ）が降って来たので...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...ほんとに呉へ降って...
吉川英治 「三国志」
...――こなたへ降って来る御舎弟（ごしゃてい）と...
吉川英治 「私本太平記」
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