...之を附するに中三権頭兼遠を以てしぬ...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...外來の刺戟に差等を附する人格的の判別が働かないことである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...私は或る条件と限度とを附することを必要としなければならぬ...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...檢事總長の意見を徴したる上被告全部を特別刑事部の公判に附するの決定をなしたり...
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
...今度当選(あた)つたら君が一夜の愉快費位は寄附する...
内田魯庵 「貧書生」
...明治三十二年十月三十日東京角筈村において内村鑑三改版に附する序この講演は明治二十七年...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...决して之を等閑に附するを得ず...
高木敏雄 「比較神話学」
...私も心ばかり寄附する...
種田山頭火 「旅日記」
...難民のため五千銀ルーブリを寄附することにきめた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...之に附するに漠然たる陰陽の名を以てしたるまでのことにして...
福沢諭吉 「女大学評論」
...ジン一本寄附する...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...まとめて章末に附することとする...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...ドイツの戦争に費(つか)うお金を寄附するために赤十字社の音楽会に日本を代表して出演して下さい...
三浦環 「お蝶夫人」
...その沒字に附するに埋沒の義を以てせむとするについても...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...これを緘默(かんもく)に附するに忍びぬからである...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...版に附するに及んでさらに原画にある個性の角(かど)がとれ...
柳宗悦 「工藝の道」
...死体の全部を大学に寄附する旨を大勢の人に云っていたので...
夢野久作 「父杉山茂丸を語る」
...それに多くの重要さを附するのも同等に正しくないであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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