例文・使い方一覧でみる「阜」の意味

...これを左へ転廻せしめ巧みに凹地及び小丘阜を利用しつつ我が企図を秘匿してロベチンス村に入り...
石原莞爾「戦争史大観」

...おだどの主従をこと／″＼く討ち取って岐阜へらんにゅうなされましたなら...
谷崎潤一郎「盲目物語」

...のぶなが公御在世のみぎりは、きよすより岐阜、ぎふよりあづちと御本城をおすゝめあそばされ、めったにこちらへおかえりなされますこともござりませず、ながいあいだひっそりいたしておりましたので、かくおれき／＼の御けらいしゅうがおそろいあそばすのはほんとうにひさしぶりでござりました... のぶなが公御在世のみぎりは、きよすより岐阜、ぎふよりあづちと御本城をおすゝめあそばされ、めったにこちらへおかえりなされますこともござりませず、ながいあいだひっそりいたしておりましたので、かくおれき／＼の御けらいしゅうがおそろいあそばすのはほんとうにひさしぶりでござりましたの読み方
谷崎潤一郎「盲目物語」

...... の読み方
永井荷風「雨瀟瀟」

...丘阜（きゅうふ）に接するあたりの村は諏訪田（すわだ）とよばれ... 丘阜に接するあたりの村は諏訪田とよばれの読み方
永井荷風「葛飾土産」

...真直ぐに北へ行けば一宮から岐阜へ出る街道を... 真直ぐに北へ行けば一宮から岐阜へ出る街道をの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...）一岐阜の伊奈波（いなば）さま五穀の護り五穀みのれよ世は穏（おだやか）に二五穀みのればお百姓繁昌雨もうるほせ彌日（いやひ）も照らせ三里の後生楽（ごしやうらく）五穀が大事五穀波うて穂に穂もなびけ四雨が片降りや日が出て照らせ旱魃（ひでり）つづかば雨雲おこせ五今年や世がよい家棟（やむね）の上で岐阜の伊奈波さまこの里護る... ）一岐阜の伊奈波さま五穀の護り五穀みのれよ世は穏に二五穀みのればお百姓繁昌雨もうるほせ彌日も照らせ三里の後生楽五穀が大事五穀波うて穂に穂もなびけ四雨が片降りや日が出て照らせ旱魃つづかば雨雲おこせ五今年や世がよい家棟の上で岐阜の伊奈波さまこの里護るの読み方
野口雨情「野口雨情民謡叢書　第一篇」

...山阜（さんぷ）のごとし... 山阜のごとしの読み方
南方熊楠「十二支考」

...岐阜県益田郡上原村門和佐）昔は村々のお祭りでも... 岐阜県益田郡上原村門和佐）昔は村々のお祭りでもの読み方
柳田國男「日本の伝説」

...岐阜（ぎふ）へ出向くことになりました」「岐阜へ... 岐阜へ出向くことになりました」「岐阜への読み方
吉川英治「黒田如水」

...岐阜全城下が眠りに入る真夜半（まよなか）でも... 岐阜全城下が眠りに入る真夜半でもの読み方
吉川英治「黒田如水」

...岐阜（ぎふ）の方の動きを見ると... 岐阜の方の動きを見るとの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...――岐阜へ帰るのではなかったのである... ――岐阜へ帰るのではなかったのであるの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...岐阜表から急報がはいった... 岐阜表から急報がはいったの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...岐阜の自城に抑留（よくりゅう）している）（これ奪嫡（だっちゃく）の罪たり... 岐阜の自城に抑留している）の罪たりの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...恐らく長浜にいて、一面岐阜に備え、一面当所の動きを見、変に応じる所存かと考えられます」「そうか...
吉川英治「新書太閤記」

...森武蔵勢（ぜい）の拠（よ）っている岐阜ヶ嶽の下――仏（ぶつ）ヶ根（ね）池（いけ）のなぎさである... 森武蔵勢の拠っている岐阜ヶ嶽の下――仏ヶ根池のなぎさであるの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...信長は惟政を岐阜に入れず... 信長は惟政を岐阜に入れずの読み方
和辻哲郎「鎖国」

「阜」の読みかた