...即ち末法最初の五百年は闘諍(とうじょう)時代であります...
石原莞爾 「最終戦争論」
...殊に日蓮聖人の「前代未聞の大闘諍(とうじょう)一閻浮提(えんぶだい)に起るべし」は私の軍事研究に不動の目標を与えたのである...
石原莞爾 「戦争史大観」
...群集をすれば闘諍(とうじょう)の縁となるからということをいましめておいたが...
中里介山 「法然行伝」
...後の五百年は闘諍堅固にして白法隠没するの時として...
三木清 「親鸞」
...中でも第五の五百年の闘諍堅固というのは...
三木清 「親鸞」
...いわゆる「闘諍堅固」は彼にとって切実な体験であった...
三木清 「親鸞」
...『正法念処経』七十に竜と阿修羅と赤海下に住み飲食(おんじき)の故に常に共に闘う、〈また大海あり、名づけて竜満という、諸竜あり、旃遮羅と名づく、この海中に住み、自ら相闘諍す〉...
南方熊楠 「十二支考」
...〈瞋恚(しんい)闘諍間...
南方熊楠 「十二支考」
...浅ましいまで烈(はげ)しい闘諍(とうそう)の数々が...
柳田国男 「海上の道」
...また住民の闘諍(とうそう)盛衰が激(はげ)しかったためか...
柳田国男 「海上の道」
...烈(はげ)しい闘諍(とうそう)をもって統一を期するまでの...
柳田国男 「海上の道」
...地名が直接に過去の闘諍(とうじょう)を語っているのである...
柳田國男 「地名の研究」
...しかもその闘諍に参与した家々は...
柳田国男 「雪国の春」
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