例文・使い方一覧でみる「開き戸」の意味
スポンサーリンク...開き戸の押入を抜いて... 
泉鏡花 「婦系図」
...あんな音のする開き戸がほかにある筈はない...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...開き戸の中なども隈（くま）なく調べられた...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...土間の突当りの開き戸をあけて...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...板塀の開き戸を開けて...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...開き戸の錠まえをねんいりにしらべたうえ...
江戸川乱歩 「大金塊」
...開き戸をもとのとおりにしめておいて...
江戸川乱歩 「大金塊」
...その開き戸の中へはいこんで...
江戸川乱歩 「大金塊」
...――左半間は開き戸で...
江戸川乱歩 「Ｄ坂の殺人事件」
...そのとなりの庭には、開き戸の側に、南天の木の柔（やはらか）い葉の茂つた一と株があつて、白い粒々の花がいくつも附いてゐる...
鈴木三重吉 「女の子」
...黒い冠木門（かぶきもん）の両開き戸をあけるとすぐ玄関で案内を乞うと右脇にある台所で何かしていた老母らしきが出て来た...
寺田寅彦 「根岸庵を訪う記」
...そこの開き戸を明ける前に...
寺田寅彦 「鑢屑」
...』と開き戸を指した...
徳田秋聲 「媒介者」
...ずっと突き当って行くと開き戸がある...
中里介山 「大菩薩峠」
...敷石の尽きた所に擦（す）り硝子（ガラス）の開き戸が左右から寂然（じゃくねん）と鎖（とざ）されて...
夏目漱石 「野分」
...開き戸の附いた黒塗の箪笥（たんす）に...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...開き戸をあけたのは...
山本周五郎 「風流太平記」
...中庭の開き戸を締めたままにしておくのである...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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