例文・使い方一覧でみる「鎮まり」の意味
スポンサーリンク...水を打ったようにシーンと鎮まりかえった... 
海野十三 「深夜の市長」
...林のように鎮まりかえっている...
海野十三 「東京要塞」
...降伏後の混乱もおのずから鎮まり...
永井隆 「長崎の鐘」
...その鎮まるのを待っているが鎮まりません...
中里介山 「大菩薩峠」
...東雲の胸も鎮まりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...鎮まり返った隅田川の夜気を乱して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...【第三回】一佐渡屋は無気味に鎮まり返って奉公人達は彼方此方（あっちこっち）に一と塊りになり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...向岸の火が鎮まりかけると...
原民喜 「夏の花」
...まして一月元日の夕景ともなるなれば四辺闃（げき）として鎮まりかえり...
久生十蘭 「魔都」
...まだ宵の口ながら森閑と鎮まりかえり...
久生十蘭 「魔都」
...あたりは鎮まりかへり...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...かの池や沼はおだやかに鎮まりかへり...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...賑やかな騒ぎが急に鎮まり...
山本周五郎 「おれの女房」
...その声でかよは鎮まり男の顔を見あげた...
山本周五郎 「風流太平記」
...マンザラ妾と他人じゃなかろうが」皆はイヨイヨ固唾（かたず）を飲んで鎮まりかえった...
夢野久作 「斜坑」
...「この電文の内容はどこにも洩れておるまいな」この侮辱的な一言はやっと鎮まりかけた私の癇癪（かんしゃく）をぶり返すのに十分であった...
夢野久作 「暗黒公使」
...お鎮まりあれ」と...
吉川英治 「三国志」
...柵の内に鎮まり返っていた...
吉川英治 「三国志」
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