...【熟語】金車(きんしゃ):古代中国で戦車に用いられた車両の一種...
...劇場常盤座(木戸六銭)寄席金車(木戸六銭)あり...
高見順 「如何なる星の下に」
...板場の自分はさつさと休んで金車亭の昼席へ寝ころびに行つて了ふのだ...
武田麟太郎 「一の酉」
...金車亭が経営不振の果てに...
武田麟太郎 「落語家たち」
...馬の助を愛してゐたと聞く(その馬の助も近頃は大人つぽく巧くなつた)金車亭主人の経営方法にもかうした間の抜けたところがあつたにちがひない...
武田麟太郎 「落語家たち」
...まだ金車があつた頃...
武田麟太郎 「落語家たち」
...困卦の困于株木・困于酒食・困于石・困于金車・困于赤・困于葛于※※...
内藤湖南 「易疑」
...浅草の金車亭出演のときなど客席の後から細い渡り板を通つて高座へ上がりピタリと坐るまでつひに喝采がやまなかつたと此はいまの伯龍から聴かされた...
正岡容 「大正東京錦絵」
...(昭和七年十月、金車亭、馬風・百圓二人会の時)……とまれ、こうしたいかにも昔の日本の素町人みたいな、たとうれば窓辺の鮑(あわび)ッ貝に咲く、あの雪の下の花にかも似た感情も、じつは、まだ、我らの感情の、どこかに残ってはいるはずである...
正岡容 「寄席行燈」
...故人神田伯山が全盛の砌りなど浅草の金車では歩みから高座へと上り切るまで拍手(むかいで)の絶えなかつたことがあつたと...
正岡容 「寄席風流」
...金車のほかでは柳原寄りにあつた神田の小柳が私がおぼえてからの...
正岡容 「寄席風流」
...前述の金車なども猫の額ほどの小庭に...
正岡容 「寄席風流」
...大輅ハ金車、戎輅ハ兵車ノ事...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??