例文・使い方一覧でみる「金文字」の意味

...彼の名前は金文字で書かれていた... 彼の名前は金文字で書かれていたの読み方

...書棚（しょだな）に多く立ち並んでいる金文字... 書棚に多く立ち並んでいる金文字の読み方
岩野泡鳴「耽溺」

...古ぼけた蝦茶色（えびちゃいろ）の緞帳（どんちょう）に金文字で「銀平曲馬団」と銘がうってあったのには... 古ぼけた蝦茶色の緞帳に金文字で「銀平曲馬団」と銘がうってあったのにはの読み方
海野十三「三人の双生児」

...それらの本のせなかの金文字が... それらの本のせなかの金文字がの読み方
江戸川乱歩「怪奇四十面相」

...背表紙の金文字が... 背表紙の金文字がの読み方
江戸川乱歩「怪奇四十面相」

...ビロードに金文字で「グランド＝サーカス」と... ビロードに金文字で「グランド＝サーカス」との読み方
江戸川乱歩「サーカスの怪人」

...いにし代の珍（うづ）の御經（みきやう）の黄金文字... いにし代の珍の御經の黄金文字の読み方
薄田泣菫「泣菫詩抄」

...金文字背皮の書冊が何万という程書架に陳（なら）べてあるのが一寸癪にさわったらしい... 金文字背皮の書冊が何万という程書架に陳べてあるのが一寸癪にさわったらしいの読み方
辰野隆「愛書癖」

...その金文字入りの扉（ドア）で... その金文字入りの扉での読み方
谷譲次「踊る地平線」

...燦然と背の金文字を輝やかすことになった... 燦然と背の金文字を輝やかすことになったの読み方
中谷宇吉郎「百科事典美談」

...向側（むこうがわ）の硝子戸（ガラスど）のなかに金文字入の洋書が燦爛（さんらん）と詩人の注意を促（うな）がしている... 向側の硝子戸のなかに金文字入の洋書が燦爛と詩人の注意を促がしているの読み方
夏目漱石「虞美人草」

...しっとりと光っているところに金文字でカフェーナショナルと表わしてあった...
長谷川時雨「一世お鯉」

...The Psychology of Famous Criminals, A Scientific Study と金文字で背に記してある...
平林初之輔「秘密」

...金文字入りの赤いモロッコ小箱は... 金文字入りの赤いモロッコ小箱はの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「諜報部」

...灰色に太き金文字を印したる表紙を憶えてゐるのみである... 灰色に太き金文字を印したる表紙を憶えてゐるのみであるの読み方
牧野信一「余話（秘められた箱）」

...法王の御朱印と金文字に飾られたその勅書は... 法王の御朱印と金文字に飾られたその勅書はの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

...何々叢書と矢鱈（やたら）に金文字気分を煽るのは... 何々叢書と矢鱈に金文字気分を煽るのはの読み方
夢野久作「街頭から見た新東京の裏面」

...金文字で打出した日輪旗が... 金文字で打出した日輪旗がの読み方
吉川英治「私本太平記」

...叡思殿（えいしでん）という金文字の額（がく）が仰がれ... 叡思殿という金文字の額が仰がれの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

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