...Sea-sickness はフナヨイ「船酩酊」...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...しかし彼等は酩酊しているだけではなかった...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...時にはひとしく酩酊(めいてい)した朋輩(ほうばい)を連れてきて部屋のなかでキャッキャッと動物のような声を立て...
高見順 「如何なる星の下に」
...酩酊(めいてい)している時が多かった...
田中英光 「オリンポスの果実」
...気違いじみた酩酊が立派に魂を腐らせて行き...
谷崎潤一郎 「恐怖」
...二十三 断食者と酩酊者(めいていしゃ)とのふたりの友ついに...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...酩酊(めいてい)の曇りは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...手前らが酩酊いたしましたのは...
久生十蘭 「魔都」
...そして時代おくれの学生となつて粗野な酩酊に陥り...
牧野信一 「環魚洞風景」
...大いに酩酊して「仰イデハ三山ノ雪ヲ吐キ」などゝいふうたをうたつた...
牧野信一 「自烈亭」
...余程酩酊してゐると見えて...
牧野信一 「病状」
...偏へに小生の酩酊振りが悪く...
牧野信一 「僕の酒」
...」と余は軽々しく雷同して酩酊の声を挙げた...
牧野信一 「余の倅に就いて」
...もう大分酩酊して池部と滝尾の膝をポンポンと扇子で叩いたりした...
牧野信一 「夜の奇蹟」
...大方、父子(おやこ)とでも云はなければ恰好の付き憎い女の手前でもあつたのだらうと私は漸く気を利かせて盃を享けたが、彼の酩酊の姿が、あまりにも淫らがましく正視に堪へられなかつた...
牧野信一 「老猾抄」
...おそろしい酩酊者らしい声を張りあげて...
牧野信一 「露路の友」
...見受ける処よほど酩酊のようじゃが内には女房も待っちょるじゃろうから早う帰ってはどじゃろかい...
正岡子規 「煩悶」
...相手が酩酊(めいてい)して帰る途中を待ち伏せして...
吉川英治 「宮本武蔵」
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