...その學校生涯は爆竹の遽(にはか)に耳を駭(おどろ)かす如くなりき...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...遽(には)かにキラ/\とする...
石川啄木 「菊池君」
...遽に元氣の好い聲を出して...
石川啄木 「二筋の血」
...女がもうそれを覚(さと)ったものか遽(にわ)かに腕釧の光を蔽(おお)った...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「五通」
...お島はこの家が遽(にわか)に居心がわるくなって来たように思えた...
徳田秋声 「あらくれ」
...伯は未だ遽に政治的死亡を遂ぐるの癈人に非るなり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...室内が遽(にわ)かにあわただしい気分になる...
中里介山 「大菩薩峠」
...未遽に其文書の内容を信用すべきにあらず...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...悩みに満ちた浅い眠りを続けているコン吉を遽然(きょぜん)と揺り起すものあり...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...昨年に至り遽に筆を執て世に公にすることに決したるは自から謂われなきに非ず...
福沢諭吉 「新女大学」
...今まで愉快であったカナリヤの声が遽(にわか)にうるさくなって...
正岡子規 「病牀苦語」
...今遽(にはか)に論定し難い...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...今遽(にはか)に刊本の詩話を検することを得ない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...そんなら呼べと座は遽(にわか)に賑(にぎや)かになりぬ...
森鴎外 「そめちがへ」
...遽(にわか)にただおひとりで...
吉川英治 「黒田如水」
...遽(にわ)かに、日蝕のように晦(くら)かった...
吉川英治 「夏虫行燈」
...遽(にわか)に大規模な作戦を立て...
吉川英治 「日本名婦伝」
...またそれがゆえに抱いていられる懐かしみや親しみを遽(にわか)に...
吉川英治 「宮本武蔵」
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