例文・使い方一覧でみる「道々」の意味


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...道々お摘みなすった鼓草(たんぽぽ)なんぞ...   道々お摘みなすった鼓草なんぞの読み方
泉鏡花 「婦系図」

...道々、丸万は露店仲間にぼちぼち、同志ができたと言って、「そのうちの一人はもと先駆者同盟にはいってた奴なんだ」と、さも俺がその同盟のことを知っているかのように言った...   道々、丸万は露店仲間にぼちぼち、同志ができたと言って、「そのうちの一人はもと先駆者同盟にはいってた奴なんだ」と、さも俺がその同盟のことを知っているかのように言ったの読み方
高見順 「いやな感じ」

...どうやら道々そういう相談をしたらしい...   どうやら道々そういう相談をしたらしいの読み方
壺井栄 「二十四の瞳」

...彼は道々今朝(けさ)買い忘れたリチネの事を思い出した...   彼は道々今朝買い忘れたリチネの事を思い出したの読み方
夏目漱石 「明暗」

...道々考え直してみると...   道々考え直してみるとの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...道々往来へ撒(ま)いて行きました...   道々往来へ撒いて行きましたの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...それから湯島へ引返す道々...   それから湯島へ引返す道々の読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...二道々源吉は、八五郎のために事件の輪郭(りんくわく)を説明してくれました...   二道々源吉は、八五郎のために事件の輪郭を説明してくれましたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...道々、広い砂地のようなところを通る...   道々、広い砂地のようなところを通るの読み方
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」

...道々ゆっくり話すが...   道々ゆっくり話すがの読み方
平林初之輔 「五階の窓」

...引き返した道々、ふつとこの長屋の角の家を見ると、名刺の裏か何かに「タルノ」と片仮名で書いた紙片(かみぎれ)が貼つてあつたのを、お妙が見出したのであつた...   引き返した道々、ふつとこの長屋の角の家を見ると、名刺の裏か何かに「タルノ」と片仮名で書いた紙片が貼つてあつたのを、お妙が見出したのであつたの読み方
牧野信一 「お蝶の訪れ」

...源氏は道々も明石の心を思って罪を作ることに知らず知らず自分はなったかとも思った...   源氏は道々も明石の心を思って罪を作ることに知らず知らず自分はなったかとも思ったの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...――道々、木の実を糧とし、羊の乳をのんで病躯を力づけ、山中の陣を訪れて、きっと韓暹を説きつけてみせます...   ――道々、木の実を糧とし、羊の乳をのんで病躯を力づけ、山中の陣を訪れて、きっと韓暹を説きつけてみせますの読み方
吉川英治 「三国志」

...道々見る敵の死骸によって...   道々見る敵の死骸によっての読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...道々、伊吹(いぶき)のすそや不破(ふわ)の山かげには、まだ雪も深かったが、滋賀(しが)のさざなみに照(て)り映(は)える陽を横顔にうけて、湖畔をのたりのたり練(ね)ってくると、よいほどに汗ばんで、行列の兵卒たちも、歩きながら眠たげであった...   道々、伊吹のすそや不破の山かげには、まだ雪も深かったが、滋賀のさざなみに照り映える陽を横顔にうけて、湖畔をのたりのたり練ってくると、よいほどに汗ばんで、行列の兵卒たちも、歩きながら眠たげであったの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...佐久間方のしっぱらいの任に当った安井左近家清(いえきよ)は、手勢数百を、道々、半町ごとに伏せて、秀吉の先鋒がかかるやいな、「外(はず)すなっ」小銃の一斉音と、弾(たま)けむりをもってつつみ、銃手が弾込(たまご)めするあいだには、「射ろ射ろっ...   佐久間方のしっぱらいの任に当った安井左近家清は、手勢数百を、道々、半町ごとに伏せて、秀吉の先鋒がかかるやいな、「外すなっ」小銃の一斉音と、弾けむりをもってつつみ、銃手が弾込めするあいだには、「射ろ射ろっの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...縄目はぜひなしとするも、あれぞ越前の捕虜と、道々、人目の辱(はじ)に曝(さら)すまいぞ...   縄目はぜひなしとするも、あれぞ越前の捕虜と、道々、人目の辱に曝すまいぞの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...「道々しくうるはしきは皆いつはれる上面(うわべ)のことにて...   「道々しくうるはしきは皆いつはれる上面のことにての読み方
和辻哲郎 「日本精神史研究」

「道々」の読みかた

「道々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「道々」


ランダム例文:
アラック   対内   田芋  

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