...何んだか心淋しいやうな気持で注意した――インスピレーションが離れ去つて行くやうな――表面的な自己に還(かへ)つて行くやうな――何物かの世界から何物でもない世界に這入つて行くやうな――呼吸が静まるのと正比例して...
有島武郎 「An Incident」
...そこに這入(はい)ろうと...
鵜殿正雄 「穂高岳槍ヶ岳縦走記」
...白い壁に蟻(あり)が這(は)っている...
梅崎春生 「幻化」
...まだ師匠や妻君の分が大分皿に盛られたまま晩食の分が鼠入らずに這入っておりますので...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...四里奥へ這入(はい)り込んだ処で...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...そこから広場を突っ切ってレイニン廟へ這入(はい)る...
谷譲次 「踊る地平線」
...彼が武右衛門君に対して「そうさな」を繰り返しているのでも這裏(しゃり)の消息はよく分る...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...あの姥子と云うのは山の中の一軒屋でただ温泉に這入(はい)って飯を食うよりほかにどうもこうも仕様のない不便の所さ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...叔父さん明日は沢山お金が這入るンだから返しに行くよ...
林芙美子 「泣虫小僧」
...僕が這入(はい)ると負けるが宜いかへ...
樋口一葉 「たけくらべ」
...私は遂に店へ這入つた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...第五街の入口からガレイジへ這入って来た...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...相当の距離から船橋の見張人に眼に這入らずにはいない白磑々たる色と雄大な形を備えているのだ...
牧逸馬 「運命のSOS」
...あるいは飢(う)えて這いつくばい...
室生犀星 「生涯の垣根」
...思い切って表の扉(と)を開いて中に這入(はい)った...
夢野久作 「縊死体」
...こんな所にも這入っている...
横光利一 「夜の靴」
...クーポールへ這入る久慈の後から遅れていったが...
横光利一 「旅愁」
...――蜀(しょく)の桟道(かけはし)を思わすような蔦葛(つたかずら)の這った桟橋(かけはし)が見える...
吉川英治 「新書太閤記」
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