...気まぐれだから送り狼(おおかみ)に化けぬとも限らんよ...
有島武郎 「星座」
...さすがの女賊も、彼女のすぐうしろから、もう一台の自動車が、送り狼のように、執念深く尾行していることを、少しも気づかなかったけれども、その尾行車の中には、顔半面に繃帯を巻きつけた、やっぱり下級商人ていの異様な男が乗っていて、恐ろしい形相で前の車を見つめながら、運転手に「もっと早く」「もう少しゆっくり」などと横柄(おうへい)な命令を下していた...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...送り狼」地廻(じまわ)りの連中がこんなことを言い囃(はや)すものですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...送り狼だか送りよた者だかわからない奴等に送られて...
中里介山 「大菩薩峠」
...送り狼というやつかな」と前なる頭巾が...
中里介山 「大菩薩峠」
...お宿もとはどちら様でござんしたかなあ――どちら様へお越し?」送り狼もどきの頬かむりが...
中里介山 「大菩薩峠」
...送り狼と冷笑したのも...
中里介山 「大菩薩峠」
...まして送り狼の役をつとめてみると...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分の送り狼を捕ろうとするのか...
中里介山 「大菩薩峠」
...頼みも頼まれもしない藪(やぶ)から棒の送り狼に...
中里介山 「大菩薩峠」
...橋の上の一方に待たして置いた送り狼は...
中里介山 「大菩薩峠」
...送り狼と知りつつ...
中里介山 「大菩薩峠」
...送り狼の身にからみつくようにした時...
中里介山 「大菩薩峠」
...「送り狼というところなんでござんすかな...
中里介山 「大菩薩峠」
...どんな送り狼(おほかみ)だつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...送り狼のように立ち止まって...
吉川英治 「江戸三国志」
...いつか送り狼の如く刀の目釘をしめしながら...
吉川英治 「剣難女難」
...なお送り狼のように...
吉川英治 「私本太平記」
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