...気まぐれだから送り狼(おおかみ)に化けぬとも限らんよ...
有島武郎 「星座」
...送り狼」地廻(じまわ)りの連中がこんなことを言い囃(はや)すものですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...これでは送り狼を中に取囲んで歩き出したようなもので...
中里介山 「大菩薩峠」
...送り狼だか送りよた者だかわからない奴等に送られて...
中里介山 「大菩薩峠」
...送り狼というやつかな」と前なる頭巾が...
中里介山 「大菩薩峠」
...お宿もとはどちら様でござんしたかなあ――どちら様へお越し?」送り狼もどきの頬かむりが...
中里介山 「大菩薩峠」
...送り狼と冷笑したのも...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分の送り狼を捕ろうとするのか...
中里介山 「大菩薩峠」
...すなわち一つはこの橋上の送り狼に...
中里介山 「大菩薩峠」
...頼みも頼まれもしない藪(やぶ)から棒の送り狼に...
中里介山 「大菩薩峠」
...橋の上の一方に待たして置いた送り狼は...
中里介山 「大菩薩峠」
...送り狼の身にからみつくようにした時...
中里介山 「大菩薩峠」
...「送り狼というところなんでござんすかな...
中里介山 「大菩薩峠」
...どんな送り狼(おおかみ)だって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...どんな送り狼(おほかみ)だつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...送り狼のように立ち止まって...
吉川英治 「江戸三国志」
...なお送り狼のように...
吉川英治 「私本太平記」
...送り狼未明のうちに...
吉川英治 「鳴門秘帖」
ランダム例文:
武士は食わねど高楊枝 別れ路 一事件
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