...彼は辞去の意思を伝えた...
...辞去届を提出する必要がある...
...辞去の理由を詳しく説明する...
...彼は辞職の意思を辞去に伝えた...
...辞去後に後任の人事が決まった...
...辞去(じきょ)することもできないのである...
海野十三 「少年探偵長」
...警視庁を辞去(じきょ)した...
海野十三 「赤外線男」
...友達の家を辞去したのが八時頃と分ったばかりで...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...一同は口々に今後の処置を頼んで辞去した...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...武器積み出しの諒解を得られないままに辞去せざるをえなかった...
高見順 「いやな感じ」
...と拝むやうに頼んでSさんの家を辞去した...
太宰治 「津軽」
...会ったら直ぐに辞去するつもりだったのであるが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...早々辞去して駅前の宿屋に泊る...
種田山頭火 「其中日記」
...少しゆっくりしていたら、一旦ちょっと沈んだ太陽がまた出てきたので、慌てて辞去した...
中谷宇吉郎 「アラスカ通信」
...その講演がすんで辞去されようとしたら...
中谷宇吉郎 「低温室だより」
...「どうせ華族の女だもの、薄馬鹿に定まってらあ、武子っていう女は低脳だよ」たしかにこんな蔭口をたたいた事のあったこの男も、すっかり参ってしまって、辞去する頃には、「ねえ、僕らの運動の資金をかせいで下さいな、何? 丁度新聞社から夕刊に出す続きものを頼まれてるんですって? そいつはうまいや、いや、どうも有難う...
長谷川時雨 「九条武子」
...もう辞去しようといろいろ言ってみたが...
アルジャナン・ブラックウッド 森郁夫訳 「秘密礼拜式」
...」口きき連が辞去しようとするのを呼止めて...
水上滝太郎 「遺産」
...御平安をいのりあげます」そして二人はさっさと辞去していった...
山本周五郎 「新潮記」
...主税と平三郎とは芝方家を辞去した...
山本周五郎 「日本婦道記」
...督軍の将たる者が不用意な言を発しては困る」成何は恥じ怖れて本陣を辞去した...
吉川英治 「三国志」
...程(ほど)よく辞去して戸外(おもて)へ出てきた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...いつも早々辞去してしまうのだった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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