...戸口で轡(くつわ)を噛んでゐるわ...
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」
...又悉達多は車匿(しやのく)に馬轡(ばひ)を執らしめ...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...ピストルは敵の手にあったけれど、一人と一人なら武器はなくとも、腕に覚えの柔術で、相手を叩き伏せ、黄金衣裳をはぎ取って、自分の運転手服と着換えさせ、猿轡をはめて、賊を明智小五郎に仕立て上げる位のことは、何の造作もなかった...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...つまり猿轡(さるぐつわ)だね...
江戸川乱歩 「月と手袋」
...中将は轡虫(くつわむし)のやうにサアベルをがちやがちや言はせた...
薄田泣菫 「茶話」
...自分の憤激に加えた轡(くつわ)を噛(か)みしめた後...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...いま聞えるあの轡(くつわ)の音も...
中里介山 「大菩薩峠」
...其時一人が駈けて來て轡をがちんと一つ極(き)めつけて叱り飛ばせば復たおとなしくなつてぱさり/\と尾を動かして居るのである...
長塚節 「芋掘り」
...左の手で馬の轡をとつてむつとした顏で過ぎ去つた...
長塚節 「才丸行き」
...猿轡(さるぐつわ)を噛ませた上...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...猿轡(さるぐつわ)がずっこけた上...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...彼等は急にてれてしまつたんぢやあるまいな?」石塔の傍にロシナンテの轡を従者にとらせてぬつと立つてゐる銀色の鎧を看た老騎士が不平さうに唸りました...
牧野信一 「馬上の春」
...そして「春風」の轡は雪太郎が...
牧野信一 「バラルダ物語」
...「寄つてつて頂戴!」娘がタイキの轡をとつた...
牧野信一 「パンアテナイア祭の夢」
...私は気絶してゐる娘の猿轡を解き...
牧野信一 「三田に来て」
...彼らは轡(くつわ)を知らずただ一本の鞭による...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...猿轡(さるぐつわ)を廻そうとしました...
吉川英治 「江戸三国志」
...玉(ぎょく)をもってつくられた轡(くつわ)をとる...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
