「輛」の意味
車両を数える単位
小説での「輛」の使い方
...二輛の馬車は霜どけの道をやっと火葬場へ辿(たど)り着いた...
芥川龍之介 「玄鶴山房」
...ガタリと重い輛(くるま)の音が石高路(いしだかみち)に鳴つて...
石川啄木 「赤痢」
...俥も十輛近くあつた...
石川啄木 「赤痢」
...車輛と車輛との間が...
海野十三 「キド効果」
...一九二五年に梅鉢工場といふ所でこしらへられたC五一型のその機關車は、同じ工場で同じころ製作された三等客車三輛と、食堂車、二等客車、二等寢臺車、各々一輛づつと、ほかに郵便やら荷物やらの貨車三輛と、都合九つの箱に、ざつと二百名からの旅客と十萬を越える通信とそれにまつはる幾多の胸痛む物語とを載せ、雨の日も風の日も午後の二時半になれば、ピストンをはためかせて上野から青森へ向けて走つた...
太宰治 「列車」
...三輛目の三等客車の窓から...
太宰治 「列車」
...果たしてそこに内裏から來たらしい雨つゝみをした網代車が二輛――白い黒い斑牛も...
田山花袋 「道綱の母」
...門前に待ち居し三輛(りょう)の車がらがらと引き来るを...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...踏切の両側には柵(さく)を前にして円タクや自転車が幾輛となく...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...あいにくの雨で……」雨を衝(つ)く一輛(りょう)の車は輪を鳴らして...
夏目漱石 「虞美人草」
...戦車が五十輛もあるのだ...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
......
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...今は則ち二百輛の馬車を要し...
村井弦斎 「食道楽」
...而(そ)して配達料はと云へば麻布の奥から本郷の奥まで米一俵を配達するにも一人の配達夫と一輛の車とを要し乍(なが)ら纔(わづか)に四銭か六銭である以上...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...百余輛の車につんで...
吉川英治 「三国志」
...兵から没収して一輛の車に積んでいた財物や金銀を戦場へ向って撒きちらした...
吉川英治 「三国志」
...かくて残った一輛は...
吉川英治 「三国志」
...一輛(りょう)の輦(くるま)がついて...
吉川英治 「親鸞」
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