...わたしは身仕舞(みじまい)を正して...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...波江はもう身仕舞いをすましていたが...
豊島与志雄 「女と帽子」
...まだすっかり身仕舞を済ましていなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...私は急いで朝の身仕舞をする...
豊島与志雄 「理想の女」
...然し秀子の身仕舞は中々済まない...
豊島与志雄 「理想の女」
...漸く秀子の身仕舞がすむ...
豊島与志雄 「理想の女」
...それから軽い身仕舞(みじまい)をして...
夏目漱石 「明暗」
...血汐を洗い落して身仕舞いをしました...
野村胡堂 「十字架観音」
...それで身仕舞がよくて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この上もなく身仕舞がよくて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...覺悟(かくご)の身仕舞見事に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...妹のお袖は身仕舞が良いから無事だけれど...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...主水の今日の身仕舞に軽薄なほど派手な気味合(きみあい)のあることに気がついた...
久生十蘭 「鈴木主水」
...花は溜息をつきながら身仕舞をすると...
久生十蘭 「魔都」
...年老(としと)つた一羽(わ)の鵲(かさゝぎ)は用心深(ようじんぶか)くも身仕舞(みじまひ)して...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...朝の身仕舞もものうく...
山本禾太郎 「仙人掌の花」
...旅芸人が商売道具を小さな車に乗せ身仕舞いにかかっても君子はなおそこを離れようとしなかった...
山本禾太郎 「抱茗荷の説」
...身仕舞いにうろたえながら...
吉川英治 「新・水滸伝」
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