...「おや、また怪塔王が、窓から顔をだしているぞ」「あっ、なにか手に持っていますぞ」小浜・青江の二勇士が、たがいに叫びあううちに、怪塔王は半身を窓からのりだすと見る間に、かくしもっていた怪しい機械をぴったりと自分の胸にあてて、身がまえました...
海野十三 「怪塔王」
...このとき身がまえをやりなおして青江機の方にふり向きました...
海野十三 「怪塔王」
...力一ぱい首をしめてやろう!)そう思って身がまえたとたん...
海野十三 「火星兵団」
...身がまえたといっても...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...思わず身がまえました...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...身がまえをしました...
江戸川乱歩 「怪人と少年探偵」
...キッと身がまえました...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...壁に手をついて身がまえますと...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...抜き討ちにパッサリと斬りつけんばかりの身がまえです...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...念の入った身がまえである...
中里介山 「大菩薩峠」
...そしてこんどは又わたくしへ先刻と同じい飛びかかる身がまえをせられて...
室生犀星 「あじゃり」
...後に退いたり・身がまえたり・するのと同じことである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...おどりかかろうと身がまえました...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...身がまえを引緊めると...
吉川英治 「剣の四君子」
...「や?」と小文治は身がまえて見ると...
吉川英治 「神州天馬侠」
...呂宋兵衛がかわさば突かんと身がまえた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...もう支度(したく)のできている場所(ばしょ)に身がまえをつくって...
吉川英治 「神州天馬侠」
...眼(まなこ)に怒りを見せた介三郎の身がまえに...
吉川英治 「梅里先生行状記」
便利!手書き漢字入力検索