例文・使い方一覧でみる「踏み入れる」の意味
スポンサーリンク...ここへ足を踏み入れるとは... 
芥川龍之介 「杜子春」
...葉子がデッキに足を踏み入れると...
有島武郎 「或る女」
...ただ俳句に第一歩を踏み入れるための実例としてお目にかけたのであります...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...折角身持が治（をさま）り懸けた重右衛門が再び遊廓に足を踏み入れるやうに為り...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...ほとんど誰も足を踏み入れる者がありませんでした...
豊島与志雄 「夢の卵」
...片足を出入口の土間に踏み入れると共に...
永井壮吉 「人妻」
...また竜王松原の中へ足を踏み入れること一歩...
中里介山 「大菩薩峠」
...当国へ足を踏み入れると直ちに...
中里介山 「大菩薩峠」
...一足踏み入れると……「おや」と言って...
中里介山 「大菩薩峠」
...一足踏み入れると...
長谷川伸 「討たせてやらぬ敵討」
...使用人が足を踏み入れることを厳禁されている廊下へこっそり忍んで出ていき...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...大広間へ足を踏み入れると...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай Васильевич Гоголь） 平井肇訳 「死せる魂」
...我々が足をギリシアの思想世界の中に踏み入れるとき...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...到底足を踏み入れることさへ出来なかつた...
三木露風 「トラピスト天使園の童貞」
...その又裏は加賀侯以来の山上御殿（震災前の話である）を囲る古池に添うた道に接してその間の若干坪の空地には足を踏み入れる所もない程熊笹に混って萱草蓬の類が生い茂っている...
森於菟 「屍体異変」
...なんぴとも足を踏み入れることのできないところ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...古沼へ足を踏み入れるようで底の知れない秘密がありそうだ...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...一度故郷へ足を踏み入れると...
若杉鳥子 「旧師の家」
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